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参考資料2   医療費適正化計画の見直しについて(参考資料) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29184.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第158回 11/17)《厚生労働省》
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1-②.重複投薬・多剤投与の適正化:重複投薬について




重複投薬・多剤投与のいずれについても、該当する患者が一定数おり、医療費適正化に向けて、更なる取組の余地がある。
重複投薬については、電子処方箋の活用により、医療機関や薬局において、これまで以上に把握しやすくなるため、更なる取組
の推進に繋がることが期待される。
多剤投与には一定のリスクが伴うことを踏まえ、引き続き取組が必要だが、薬の組合せごとにリスク・ベネフィットが異なるた
め、複数種類の医薬品の投与の適否については、一概に判断できない点に留意が必要。

〇重複投薬者(※)に係る薬剤費と患者割合

〇多剤投与者(※)に係る薬剤費と患者割合

(※)同月内に同一薬を3医療機関以上から処方された者
22

億円 20
18

0.10%
20.7

0.10%
19.3

16

0.10%

19.1

0.07%

12
10
2017

2018

2019

0.12%

6,400

0.10%

億円 6,200

0.08%
0.06%

16.7

14

(※)同月内に15種類以上投与された65歳以上の患者

0.04%

3.00%

2.84%
6,286.6

6,000
5,800

2.70%

5,853.4

5,600

2.80%

2.60%
5,911.6

2.39%

5,400

0.02%

5,200

0.00%

5,000

5,335.2

2.60%
2.40%
2.20%
2.00%

2017

2020

2018

2019

2020

出典:NDBデータ(各年度)

出典:NDBデータ(各年度)

〇65歳以上の患者の同月内処方薬種類数


「多剤投与」の基準について



適正化計画においては、「同月内に15種類以上」を基準としている。



他方、くすりの適正使用協議会では、「高齢者では、使っているくすりが6種類以
上になると、副作用を起こす人が増えるというデータもあります」とされており、
調剤報酬における多剤投与対策のための報酬(服用薬剤調整支援料)においても、
6剤以上が基準とされている。

60%
40%
20%
0%

60.42%

32.18%
7.40% 6.51% 5.56%
4.63% 3.76% 2.98% 2.31%
1.76% 1.31% 0.96% 2.39%

出典:NDBデータ(2020度)

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