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04【資料2】沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DTaP)を含む混合ワクチン等の接種スケジュールの前倒しについて (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29181.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(第41回 11/18)《厚生労働省》
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百日せきの予防に関するこれまでの検討の経緯
○ 百日せきは、乳児が罹患すると重篤化しやすい疾患であり、現在、百日せきワクチン
を含む混合ワクチン(※)は、生後3か月から生後18か月頃までに、計4回の接種が行
われている。(初回免疫として、生後3~12か月までに3回、その後6か月以上の間隔をおいて、追加免疫
として1回の接種)

(※)4種混合ワクチンとして、百日せきの他、ジフテリア、破傷風、ポリオが含まれている。

平成23年3月

百日せき罹患者の増加傾向(主に青年期以降)を踏まえ、「国内の発生動向把握の上、
百日せきワクチンを含む混合ワクチンの追加接種等の必要性の検討が必要」とされた。

平成30年1月

百日せきが、感染症法に基づく五類感染症の定点把握疾患から全数把握疾患となった。

令和元年7月

第13回ワクチン評価に関する小委員会において、平成30年第1週から52週までの感染
症発生動向調査の結果を踏まえ、沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン
(DTaP)の定期接種における追加接種等の必要性について議論が行われた。

令和2年1月

第15回ワクチン評価に関する小委員会において、「百日せきによる乳児の重症化予防」
を目的として、6つの対応案が提示され、議論が行われた。

令和4年3月

第18回ワクチン評価に関する小委員会において、開発中の5種混合ワクチンのデータも
踏まえて検討が行われ、対応案の一つであった「接種開始月齢の生後2か月へ前倒し」
案について、小委員会として了承された。

令和4年9月

第19回ワクチン評価に関する小委員会(令和4年8月)での議論を踏まえ、「接種開始
月齢の生後2か月へ前倒し」についての議論の取りまとめ文書(基本方針部会への報告
書)が作成された。

令和4年10月

第49回予防接種基本方針部会において、「接種開始月齢の生後2か月へ前倒し」につい
て、来年度からの定期接種化が了承された。
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