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04【資料2】沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DTaP)を含む混合ワクチン等の接種スケジュールの前倒しについて (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29181.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(第41回 11/18)《厚生労働省》
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百日せきの発生状況と重症度(第15回ワクチン評価小委員会)
● 2018年の感染症発生動向調査において、7歳を中心とした学童期が占める割合が高かった。
● 国内の報告では、入院症例の多くを乳児が占めており、死亡例は乳児と高齢者にみられた。
● また、6か月未満症例(530例)の臨床症状では、無呼吸発作が23%、チアノーゼは30%にみられ
た。
1500

全症例中4回のワクチン接種歴がある症例が58%(6,518例)、20歳未満においては78%(6,571/8,384
例)、5歳から15歳に限定すると80%(6,055/7,551例)

1000





3回
接種歴不明

500

1回
4回
記載なし

2回
接種回数不明

年齢

>=90

87

84

81

78

75

72

69

66

63

60

57

54

51

48

45

42

39

36

33

30

27

24

21

18

15

12

9

6

3

0

0

感染症発生動向調査(週報)を元に、厚労科研神谷班が作成したもの。(*)百日せき 感染症法に基づく医師届出ガイドライン(初版)に則った症例のみ
を抽出 https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/610-disease-based/ha/pertussis/idsc/7994-pertussis-guideline-180425.html

(

4
死 3
人 亡 2
数 1
0

)

2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

1歳未満

65歳以上

*1歳以上65歳未満の死亡はなし

ワクチン評価小委員会における議論(接種の目的)


百日せきの発生状況と重症度を踏まえると、百日せきワクチン接種の追加接種等を検討

する目的は、学童期以降の疾病負荷の軽減ではなく、乳児の重症化予防である。

4