令和元年改正における補足給付の見直し【令和３年８月施行】
○ 食費・居住費の助成（補足給付）の所得段階について、保険料の所得段階と整合させるとともに、能力に応じた負担とする
観点から精緻化し、資産（預貯金）基準について、所得段階に応じた設定とする。
○ 具体的には、補足給付第３段階の年金収入額を保険料の所得段階と合わせて２つに分け（「第３段階①」、「第３段階②」）、
その上で以下の観点から、単身者「1,000万円以下」を、第２段階は「650万円以下」、 第３段階①は「550万円以下｣、第３段
階②は「500万円以下」としする。
※（ ）は月額
段階
自己負担
限度額

第１段階
・生活保護被保護者
・世帯全員が市町村民税非
課税の老齢福祉年金受給者

第２段階
・世帯全員が市町村民税
非課税かつ本人年金収入
等80万円以下

第３段階
・世帯全員が市町村民税非
課税かつ本人年金収入等
80万円超

第４段階
・世帯に課税者がいる
・本人が市町村民税課税

食費

300円
（0.9万円）

390円
（1.2万円）

650円
（2.0万円）

1392円（※３）
（4.2万円）

居住費
※特別養護老人ホー
ム・多床室の場合

0円
（0万円）

370円
（1.1万円）

370円
（1.1万円）

855円
（2.6万円）

合計

300円
（0.9万円）

760円
（2.3万円）

1020円
（3.1万円）

2247円
（6.8万円）

（※１）ショートステイにおける食費（日額）について、以下のとおり見直し。
第２段階 ：600円【現状より210円増額】
第３段階①：1000円【現状より350円増額】
第３段階②：1300円【現状より650円増額】
（※２）預貯金要件（現行1,000万円以下）について、以下のとおり見直し。
第２段階：650万円以下
第３段階①：550万円以下
第３段階②：500万円以下

第３段階①
・世帯全員が市町村民税非課税かつ本
人年金収入等120万円以下
⇒合 計1020 円（ 食 費650 円 ＋ 居住 費
370円）【現状維持】

第３段階②
・世帯全員が市町村民税非課税かつ本人
年金収入等120万円超
⇒合計1730円(食費1360 円【現状より
710円(2.2万円)増額】+居住費370円)

（※３）食費の基準費用額（現行1,392円／日）について、1445円／日（＋53円）に見直し。

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