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資料1-3 かかりつけ医機能に関する主な意見 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00032.html |
出典情報 | 社会保障審議会 医療部会(第93回 11/28)《厚生労働省》 |
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「社会保障審議会医療部会」及び「第8次医療計画等に関する検討会」における主な意見
【かかりつけ医機能を発揮させる意義】
・ かかりつけ医機能を明確化し発揮させる意義については、今後の少子高齢化のさらなる進展を見据えて、外来医療の最適化や効率化という医療
経済的なマクロ的な視点と、国民患者目線で、医療の質の向上を通じて現役世代を含む全世代の安心・安全を確保するミクロの視点の両方を念
頭に置く必要がある。
・ 必要なときに必要な医療にアクセスできるようなかかりつけ医機能を考えることが必要。既にかかりつけ医がいる人や、健康で受診の必要がない人は
あまり問題はないが、問題なのは、かかりつけ医が必要だが、見つけられない人、どのような医師をかかりつけに考えればよいのか判然としない人、こう
いった方にどのような情報提供をする仕組みを作っていくべきかという視点が大切。
・ かかりつけ医機能を発揮させるためには、まずかかりつけ医機能の明確化し、その機能を担っていることの届出あるいは認定、さらに機能を担っている
医師や医療機関の可視化、見える化する仕組みが必要。こうした仕組みをしっかりと整えて、多様な患者、国民が自らのニーズや状態に合ったかか
りつけ医あるいはかかりつけ医機能を担う医療機関を希望に応じて選んで、かかりつけ医関係を構築できるようにすることを通じて、必要なときに必要
な医療にアクセスできる安心、安全な体制を確保していくことが可能になる。
・ 母子保健、小児医療の観点から、「かかりつけ医」が果たす役割は大きい。
・ かかりつけ機能を整備することは、特定機能病院等への負担軽減の効果も期待されるなど、病院勤務医の働き方改革にも資するものである。
・ 国民が健康でできるだけ自立して過ごして、この国に生まれてよかったなと思える暮らしができるようにする目線で、できるだけ効率よく必要な医療が
届く仕組みを次に考えていくべき。コスト削減が優先課題にならないように施策が進められるべき。
・ かかりつけ医あるいはかかりつけ医機能は、まさに医療制度あるいは診療体系に密接に結びついているものであり、それぞれの国の文化と切り離せな
いものなので、ある程度日本独自のものとして考えていくべき。
・ かかりつけ医機能は地域において地域包括ケアシステムの中で地域との関わりを持っている病院が地域の診療所とともに発揮していくことが最終条
件と考える。
・ 女性は寿命も長く、特有の疾患も多いが、無職や非正規などの割合も高く、予防を含めた健康管理がおろそかになっている。こうした課題はかかりつ
け医がいるとより対応しやすいと考える。
・ 高齢社会など様々な課題に対応するのであれば、外来機能だけでなく、入院機能と地域包括機能を全部含めた地域包括的なものをかかりつけ医
機能として捉えて取り組むべき。
・ 過去の病歴など情報の一元化が必要であり、電子カルテからの標準化として考えられている6情報3文書のようなものの一元化により、予防を含
め日常診療におけるかかりつけ医機能の強化につながる。人に頼る方法ではなく、IoTやITなどの技術に頼ることでフリーアクセスも維持される。
・ かかりつけ医機能を初診時の対応と継続的な診療として捉え、その機能について各医療機関が機能を明示し、さらに地域でその機能が十分あるの
かを協議しつつその強化に努めることで地域包括ケアシステムを推進することが出来る。
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【かかりつけ医機能を発揮させる意義】
・ かかりつけ医機能を明確化し発揮させる意義については、今後の少子高齢化のさらなる進展を見据えて、外来医療の最適化や効率化という医療
経済的なマクロ的な視点と、国民患者目線で、医療の質の向上を通じて現役世代を含む全世代の安心・安全を確保するミクロの視点の両方を念
頭に置く必要がある。
・ 必要なときに必要な医療にアクセスできるようなかかりつけ医機能を考えることが必要。既にかかりつけ医がいる人や、健康で受診の必要がない人は
あまり問題はないが、問題なのは、かかりつけ医が必要だが、見つけられない人、どのような医師をかかりつけに考えればよいのか判然としない人、こう
いった方にどのような情報提供をする仕組みを作っていくべきかという視点が大切。
・ かかりつけ医機能を発揮させるためには、まずかかりつけ医機能の明確化し、その機能を担っていることの届出あるいは認定、さらに機能を担っている
医師や医療機関の可視化、見える化する仕組みが必要。こうした仕組みをしっかりと整えて、多様な患者、国民が自らのニーズや状態に合ったかか
りつけ医あるいはかかりつけ医機能を担う医療機関を希望に応じて選んで、かかりつけ医関係を構築できるようにすることを通じて、必要なときに必要
な医療にアクセスできる安心、安全な体制を確保していくことが可能になる。
・ 母子保健、小児医療の観点から、「かかりつけ医」が果たす役割は大きい。
・ かかりつけ機能を整備することは、特定機能病院等への負担軽減の効果も期待されるなど、病院勤務医の働き方改革にも資するものである。
・ 国民が健康でできるだけ自立して過ごして、この国に生まれてよかったなと思える暮らしができるようにする目線で、できるだけ効率よく必要な医療が
届く仕組みを次に考えていくべき。コスト削減が優先課題にならないように施策が進められるべき。
・ かかりつけ医あるいはかかりつけ医機能は、まさに医療制度あるいは診療体系に密接に結びついているものであり、それぞれの国の文化と切り離せな
いものなので、ある程度日本独自のものとして考えていくべき。
・ かかりつけ医機能は地域において地域包括ケアシステムの中で地域との関わりを持っている病院が地域の診療所とともに発揮していくことが最終条
件と考える。
・ 女性は寿命も長く、特有の疾患も多いが、無職や非正規などの割合も高く、予防を含めた健康管理がおろそかになっている。こうした課題はかかりつ
け医がいるとより対応しやすいと考える。
・ 高齢社会など様々な課題に対応するのであれば、外来機能だけでなく、入院機能と地域包括機能を全部含めた地域包括的なものをかかりつけ医
機能として捉えて取り組むべき。
・ 過去の病歴など情報の一元化が必要であり、電子カルテからの標準化として考えられている6情報3文書のようなものの一元化により、予防を含
め日常診療におけるかかりつけ医機能の強化につながる。人に頼る方法ではなく、IoTやITなどの技術に頼ることでフリーアクセスも維持される。
・ かかりつけ医機能を初診時の対応と継続的な診療として捉え、その機能について各医療機関が機能を明示し、さらに地域でその機能が十分あるの
かを協議しつつその強化に努めることで地域包括ケアシステムを推進することが出来る。
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