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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022682.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第108回 12/1)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
12 月 1 日 第 108 回モニタリング会議のコメント
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、11 月 30 日時点で、12 週間ぶりの 10,000 人/日超えとなる約 11,047 人/日
に増加した。今週先週比も、前々回の約 124%から、前回の約 114%、今回約 118%と 5 週間連続して 100%
を上回っており、感染の再拡大が続いている。
イ)今回の今週先週比約 118%が継続すると、2 週間後の 12 月 14 日には 1.39 倍の約 15,382 人/日、4 週間後の
12 月 28 日には 1.94 倍の 21,418 人の新規陽性者の発生が予測される。年末年始に向けて、イベントや会食な
ど、人と人との接触機会が増えると、感染が急拡大する可能性もあるため、今後の動向に十分な警戒が必要で
ある。
ウ)感染拡大により、就業制限を受ける方が多数発生することが予測され、医療提供体制が十分機能しないこ
とも含め、再び社会機能の低下を招くことが危惧される。家庭や日常生活において、医療従事者、エッセンシ
ャルワーカーをはじめ誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性があることを意識し、自ら身を守る行動を
① 新規陽性者数
徹底する必要がある。
エ)職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、暖房の使用中でも定期的な換気を励行し、3 密(密閉・密集・
密接)の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて正しく着用すること、手洗いなどの手指
衛生、状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底することにより、新規陽性者数の増加
をできる限り抑制していく必要がある。
オ)今冬は新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念されている。都ではリーフレ
ットを作成し、新型コロナ検査キット、市販の解熱鎮痛薬等や、1 週間分の食料品・生活必需品などを備蓄す
ることとあわせ、インフルエンザワクチンの早期接種も都⺠に呼び掛けている。
カ)発熱や咳、咽頭痛等の症状がある場合、重症化リスクの高い高齢者、小学生以下の小児、妊婦や基礎疾患が
ある方は、速やかに発熱外来を受診し、それ以外の重症化リスクの低い方は、まず新型コロナ検査キットで自
己検査を行い、検査結果を確認した上で、陽性であった場合は新型コロナウイルス感染症の陽性者登録を行
い、陰性であった場合でも、インフルエンザの受診につなげる必要がある。
キ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、11 月 29 日時点で、東京都の 3 回目ワ
クチン接種率は、全人口では 65.6%、12 歳以上では 71.9%、65 歳以上では 89.9%となっており、4 回目ワク
チン接種率は、65 歳以上では 80.2%となった。また、オミクロン株対応ワクチンの接種率は、全人口では
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グラフ
12 月 1 日 第 108 回モニタリング会議のコメント
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、11 月 30 日時点で、12 週間ぶりの 10,000 人/日超えとなる約 11,047 人/日
に増加した。今週先週比も、前々回の約 124%から、前回の約 114%、今回約 118%と 5 週間連続して 100%
を上回っており、感染の再拡大が続いている。
イ)今回の今週先週比約 118%が継続すると、2 週間後の 12 月 14 日には 1.39 倍の約 15,382 人/日、4 週間後の
12 月 28 日には 1.94 倍の 21,418 人の新規陽性者の発生が予測される。年末年始に向けて、イベントや会食な
ど、人と人との接触機会が増えると、感染が急拡大する可能性もあるため、今後の動向に十分な警戒が必要で
ある。
ウ)感染拡大により、就業制限を受ける方が多数発生することが予測され、医療提供体制が十分機能しないこ
とも含め、再び社会機能の低下を招くことが危惧される。家庭や日常生活において、医療従事者、エッセンシ
ャルワーカーをはじめ誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性があることを意識し、自ら身を守る行動を
① 新規陽性者数
徹底する必要がある。
エ)職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、暖房の使用中でも定期的な換気を励行し、3 密(密閉・密集・
密接)の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて正しく着用すること、手洗いなどの手指
衛生、状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底することにより、新規陽性者数の増加
をできる限り抑制していく必要がある。
オ)今冬は新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念されている。都ではリーフレ
ットを作成し、新型コロナ検査キット、市販の解熱鎮痛薬等や、1 週間分の食料品・生活必需品などを備蓄す
ることとあわせ、インフルエンザワクチンの早期接種も都⺠に呼び掛けている。
カ)発熱や咳、咽頭痛等の症状がある場合、重症化リスクの高い高齢者、小学生以下の小児、妊婦や基礎疾患が
ある方は、速やかに発熱外来を受診し、それ以外の重症化リスクの低い方は、まず新型コロナ検査キットで自
己検査を行い、検査結果を確認した上で、陽性であった場合は新型コロナウイルス感染症の陽性者登録を行
い、陰性であった場合でも、インフルエンザの受診につなげる必要がある。
キ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、11 月 29 日時点で、東京都の 3 回目ワ
クチン接種率は、全人口では 65.6%、12 歳以上では 71.9%、65 歳以上では 89.9%となっており、4 回目ワク
チン接種率は、65 歳以上では 80.2%となった。また、オミクロン株対応ワクチンの接種率は、全人口では
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