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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022682.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第108回 12/1)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

12 月 1 日 第 108 回モニタリング会議のコメント
100 歳以上 2 人)であった。11 月 30 日時点で累計の死亡者数は 6,194 人となった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 9.0 日、平均値は 9.8 日であった。
(6) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、前回の 73.5%から、11 月 30 日時点で 74.0%となった。
【コメント】
ア)重症患者数は 20 人前後で推移している。高齢者のみならず、ワクチン未接種者、肥満、喫煙歴のある人は
若年であっても重症化リスクが高まることが分かっている。また、感染により、併存する他の疾患が悪化する
リスクや治療に影響を与える可能性を有していることを啓発する必要がある。
イ)新規陽性者数の増加に伴い、中等症患者が増加すれば、一定割合で重症患者が発生する可能性が高く、今後

⑥ 重症患者数

の動向に注意が必要である。
⑥−2

(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回の 50 人から 11 月 30 日時点で 52 人となった。年代別内
訳は 10 歳未満 1 人、10 代 1 人、30 代 2 人、40 代 2 人、50 代 6 人、60 代 10 人、70 代 14 人、80 代 14 人、
90 歳以上 2 人である。
(2) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者 52 人のうち、11 月 30 日時点で人工呼吸器又は ECMO を使用して
いる患者が 19 人(前回は 17 人)
、ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者が 16 人(同 11 人)、
その他の患者が 17 人(同 22 人)であった。
(3) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前回の 11.9%から、11 月 30 日時点で 12.4%となっ
た。
【コメント】
オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、ほぼ横ばいとなった。病床使用率は 10%前後で推移している
ものの、重症患者数は新規陽性者数の増加から少し遅れて増加する傾向があることから、今後の動向を注視する
必要がある。

⑥−3

今週新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 14 人であり、新規重症患者数の 7 日間平均は、前回の 1.6
人/日から、11 月 30 日時点で 2.1 人/日となった。

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