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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022682.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第108回 12/1)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

12 月 1 日 第 108 回モニタリング会議のコメント
21.3%、12 歳以上では 23.4%、65 歳以上では 36.0%となっている。
ク)現在の流行の主体であるオミクロン株 BA.5 系統に対して、オミクロン株対応ワクチンは、従来型のワクチ
ンを上回る重症化予防効果とともに、感染予防効果や発症予防効果も期待できることを都⺠に周知し、年内の
接種を促進する必要がある。
ケ)従来型の新型コロナワクチンについては、5 歳以上とされていた初回接種の対象が、生後 6 か月から 4 歳
までの乳幼児に拡大されており、区市町村に加え、都の大規模接種会場でも実施している。
コ)都が実施しているゲノム解析によると、10 月中旬以降、BA.5 系統の割合が約 77%まで減少する一方で、オ

ミクロン株の亜系統である「BA.2.75 系統」
「BN.1 系統」
「BA.4.6 系統」
「BF.7 系統」
「BQ.1.1 系統」及び「XBB
系統」などの割合が上昇しており、今後の動向を注視していく必要がある。
①−2
① 新規陽性者数

今週の報告では、10 歳未満 9.5%、10 代 12.9%、20 代 16.5%、30 代 16.7%、40 代 17.3%、50 代 13.0%、
60 代 6.1%、70 代 4.5%、80 代 2.6%、90 歳以上 0.9%であった。
【コメント】
ア)新規陽性者数に占める割合は、40 代が 17.3%と最も高く、次いで 30 代が 16.7%となった。行動が活発な
20 代から 40 代が依然として高い割合を示す一方、60 代以上の割合が上昇傾向にあり、高齢者数の増加と併
せて、今後の動向を注視する必要がある。
イ)若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都⺠一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。

①−3
①−4

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、先週(11 月 15 日から 11 月 21 日まで(以下「先週」とい
う。
)の 6,005 人から、今週は 7,388 人に増加し、その割合は 10.0%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 883 人/日から、11 月 30 日時点で約 1,059 人/日となっ
た。
【コメント】
ア)65 歳以上の高齢者数は、7 週間連続して増加している。高齢者は、重症化リスクが高く、⼊院期間も⻑期
化するため、引き続き今後の動向に警戒が必要である。
イ)医療機関での⼊院患者や高齢者施設等における⼊所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が
ある。
-3-