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資料1  :医療情報利活用の取組の現状をふまえた循環器病データベース構築の方向性 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29443.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第11回 12/6)《厚生労働省》
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循環器病データベースの利活用のイメージ②
:医療機関毎の診療内容等の一覧の作成・提供による相談支援の充実等
○例えば、循環器病データベースを用いて、各医療機関の診療体制や診療内容等に関する情報を、受診者側のニーズに応じてわかりやすく
提供することで、患者や家族等に対する相談支援の充実につながることが期待される。
【現状】
• 医療機能情報提供制度では、都道府県において、各医療機関が有する診療科や診療体制等の基本情報を整理し、ホーム
ページ等により住民に情報提供している。しかし、詳しい診療内容等までは網羅されておらず、相談支援を担当する医
療従事者等からは、患者さんが欲しい情報はなかなか見つけにくいという意見がある。
• がん領域では、国立がん研究センターが実施する院内がん登録全国収集データを用いて、がん診療連携拠点病院等の医
療機関毎の登録数や生存率等を公表しているが、循環器病領域では、医療機関毎の診療内容等に関する情報は限られて
おり、相談支援での活用は進んでいない。

【取組内容と期待される効果】
• 各医療機関の診療情報を収集・分析し、提示方法等に留意しながら、医療機関毎の診療内容等の一覧を作成・提供する。
→効果:受診者側のニーズに応じた情報を提供することにより、相談支援の充実が期待される。
→効果:自治体や医療機関に提供することで、医療の均てん化や診療連携等が進むことが期待される。
参考)院内がん登録全国集計の利活用例(国立研究開発法人国立がん研究センター ホームページより)

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