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資料1  :医療情報利活用の取組の現状をふまえた循環器病データベース構築の方向性 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29443.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第11回 12/6)《厚生労働省》
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医療情報を患者や全国の医療機関等で確認できる仕組み(ACTION1)

第9回 健康・医療・介護情報利活用検討会
(令和4年5月17日)資料1より抜粋

手術情報の共有について特段の配慮が必要との指摘を踏まえ、以下の運用とする。
・医療機関や薬局への手術情報の共有は、個別に同意を得る仕組みを構築した後に開始する(令和5年5月目途)。
・手術情報以外の医療機関・薬局への共有は、令和4年9月より予定通り運用を開始する。なお、マイナポータルを通じ
た患者が自身の保健医療情報を閲覧できる仕組みは、手術情報も含めて令和4年9月より予定通り運用を開始する。
現状
〇災害や感染症拡大期等には、患者の医療情報の入手が
難しく、重症化リスクや継続が必要な治療の把握が
困難
〇高齢者や意識障害の救急患者等の抗血栓薬等の薬剤
情報や過去の手術・移植歴、透析等の確認が困難
○複数医療機関を受診する患者において、治療内容の総
合的な把握が困難
◆改革のイメージ◆
マイナポータル

薬剤情報 医療費通知情報
特定健診情報*


手術・移植、透析、
医療機関名等

PHRサービス

オンライン資格確認等システム
個人単位被保番と特定健診情報、
薬剤情報等を1対1で管理

医療機関
薬剤情報

本人

改革後
・災害時
別の医療機関で患者の情報を確認し必要な治療継続
・救急搬送された意識障害の患者等
手術や薬剤情報等を確認することで、より適切で迅
速な検査、診断、治療等を実施
・複数医療機関にまたがる患者
情報を集約して把握。患者の総合的な把握が求められ
るかかりつけ医の診療にも資する
・問診・治療経過の確認の負担軽減、正確な把握
・感染症拡大期等対面診療が難しい場合(今後)
患者の情報を補完し、適切に診療

個人単位被保番

資格情報 薬剤情報 医療費通知情報 特定健診情報*

特定健診情報*

本人同意

マイナンバーカード

手術・移植、透析、医療機関名等
手術†・移植、透析、
医療機関名等

薬局

薬剤情報
特定健診情報*

保険者
個人単位被保番

特定健診情報*

*75歳以上の者については広域連合が行う
後期高齢者健診の情報

※1 マイナンバーカードにより本人確認と本人から同意を取得した上で、医療機関・薬局が運営
主体に薬剤情報等を照会する。運営主体はオンラインで薬剤情報等を回答する。
※2 電子カルテの情報については、相互運用性の標準規格の開発等を行い、医療情報化支援
基金の活用等により、技術動向を踏まえた医療情報システムの標準化を進める。
†医療機関・薬局への手術情報の共有は、個別に同意を得る仕組みを構築した後

手術†

・移植、透析、
医療機関名等

に運用を開始する(令和5年5月目途)。

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