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資料2 協議事項(提案課題) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第21回 2/14)《厚生労働省》
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薬剤師国家試験、CBTの在り方について( 関連記載 抜粋)

薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会とりまとめ(令和3年6月30日)(抜粋)
3.まとめ(提言)
(1)薬剤師の養成等 ③国家試験
○ 現在、特に6年次は国家試験の対策中心になっている大学が多いが、国家試験の負担を軽減させるため、物理・化
学・生物などの薬剤師として不可欠な基礎科目については、4年次の薬学共用試験のCBT(知識を問う問題)で、国家
試験の必須問題レベルの理解度まで達成させ、代わりに、国家試験時には、基礎知識分野の試験問題を軽減した上で、
医療薬学、臨床薬学など、実務に即した思考力を判定する問題を充実し、臨床に関する問題を中心に学習させることを
検討すべきである。(平成28年の医道審議会薬剤師分科会薬剤師国家試験制度改善検討部会で今後の検討課題とされた
事項)

○ その際、薬剤師として必要不可欠な資質確保の前提となるのは基礎科目の「物理・化学・生物」であり、これら基礎
科目の学習が軽視されてはならないことに留意が必要である。

薬剤師国家試験のあり方に関する基本方針(平成28年2月4日医道審議会薬剤師分科会薬剤師国家試験制度改善
検討部会)(抜粋)
3.具体的な事項について
(1)試験科目について
○ 本部会において、「物理・化学・生物」については、実務実習前の薬学共用試験CBTで基礎力を担保し、薬剤師国家試
験においては、一般問題でのみ出題すればよいのではないか、との意見もあり、この点について議論した。
○ しかしながら、本部会としては、薬剤師資格を持たない薬学生が実務実習を行うための一定レベルの知識を確認する薬学
共用試験CBT と、薬剤師として具備しなければならない基本的な知識、技能及び態度を評価する薬剤師国家試験とでは、
試験としての性質が異なること、また、薬学共用試験CBT では出題された問題を公表しないこととしていること等から、
薬剤師国家試験で評価すべき基本的な資質を薬学共用試験CBT で代用することについては、今後の検討課題とする。
また、「物理・化学・生物」を必須問題で出題しないことにより、薬剤師としての基本的な資質として必要ないといっ
た誤った認識が広がる可能性や、医療の担い手である薬剤師として特に必要不可欠な基本的資質を確保できなくなる可能
性がある。
したがって、現行どおり、「物理・化学・生物」については必須問題でも出題することとする。

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