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資料3-9 田中先生提出資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第72回 2/16)《厚生労働省》
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日本で生活する人々(国民、在日外国人など)の意識や行動に関する課題

1)「やるべきだがやっていないこと」、「やるべきでないがやっていること」という二
方面からの問いに対して、意識・行動、マスク、ワクチン、社会生活、コミュニケーショ

新型コロナウイルス

ン、信頼、参加の観点から意見が述べられた。
2)意識・行動については、危機意識や一人ひとりの予防措置、行動制限の緩みが問題視
される一方、リスク行動への過剰な批判に対する懸念や、コロナ疲れをその原因とする指

感染症をめぐる

摘があった。
3)マスクについては、いわゆる「マスク会食」が定着していないこと、感染者であるこ

行政の対応について

とを自覚しながらマスクをつけずに人が集まる場所へ行くことが問題として指摘される一
方、周囲に人がいない場合でもマスクを外すことができない例も挙げられた。
4)ワクチンについては、義務化すべきであるという意見、反ワクチン活動に対する批判
の意見があった。
5)社会生活については、感染対策による地域や職域のコミュニティが影響を受け、個人
の孤立化が進んだこと、地域の活動、施設での面会、学生生活の回復が課題として挙げら
れた。
6)コミュニケーションについては、情報を自ら得る姿勢、自ら考えるための教育、フェ
イクニュースに振り回されない社会、価値観の異なる人たちによる対話の場を求める意見
があった。
7)信頼については、ワクチンや感染拡大をめぐって、医療や科学に対する信頼が揺らい

市民的論点

だという意見があった。
8)参加については、選挙に行かない人が多く、投票という形で社会に参加しないことへ





の懸念が存在した。

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