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資料2-2 第Ⅳ回要望に係る専門作業班(WG)の検討状況の概要等について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00026.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第54回 2/15)《厚生労働省》
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No.

16

要望番号

Ⅳ-163

成分名

要望効能・効果

要望用法・用量

要望者

会社名

未承認薬
適応外薬
の分類

1)通常,成人には,デクスラゾキサンとして, 1 日1 回,投与1 日
目及び2 日目は1000mg/m2 (体表面積), 3 日目は500mg/m2を1 ~ 2
時間かけて3 日間連続で静脈内投与する。なお,血管外漏出後6 時間
以内に可能な限り速やかに投与を開始し,投与2 日目及び3 日目は
投与1 日目と同時刻に投与を開始する。また,用量は,投与1 日目
及び2 日目は各2000mg, 3 日目は1000mgを上限とする。
中等度及び高度の腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアラ
ンス:40mL/min未満)では投与量を通常の半量とする。
2)心筋症の発症抑制の際の推奨投与方法
使用する場合は用時溶解し、デクスラゾキサンを更に希釈して使用する
こと。
1)アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤の ドキソルビシンあるいはエピルビシン投与前15分かけてデクスラゾキサ
血管外漏出
ンを静脈内注入により投与する。ドキソルビシンあるいはエピルビシンを
一般社団法人 日本腫 キッセイ薬品工業株式会
デクスラゾキサン 2)小児悪性腫瘍患者におけるアントラ 以後も投与する場合はデクスラゾキサンの投与も継続する。ただし静注
適応外薬
瘍循環器学会

サイクリン系抗悪性腫瘍剤の使用による により投与しないこと。
心筋症発症抑制および重症化抑制
デクスラゾキサンのドキソルビシンあるいはエピルビシンに対する推奨
用法用量比率は10:1である(例えば、500mg/m² デクスラゾキサン:
50mg/m²ドキソルビシン、600mg/m² デクスラゾキサン:60mg/m²エピルビ
シン)。デクスラゾキサン注入終了後、30分以内にドキソルビシンあるい
はエピルビシンを投与する。
小児の場合
アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤治療を受ける小児・思春期の心筋症
発生抑制および重症化抑制。腫瘍制御を維持するためにドキソルビシン
あるいはエピルビシン等治療を継続する小児がん・肉腫において、ドキソ
ルビシンあるいはエピルビシン等投与に伴う心筋症の発現率および重症
度を低下させる。

7

小児WG



検討状況等

要望書確認中