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04【資料2】2023年度以降の新型コロナワクチンの接種の方針について(令和5年2月8日厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会) (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31198.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第44回 2/22)《厚生労働省》
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【1】今後の接種について(3)諸外国等の状況について

2023年2月2日時点

新型コロナワクチンの今後の接種
(2022年秋冬に実施する接種の次の接種)に係る諸外国の状況(1/2)
今後の長期接種計画については各国とも公衆衛生当局は未発表、または不確実な点が多いとしている。
国・地域

発出機関

長期の接種計画方針(接種対象者、接種時期、接種間隔、使用ワクチン等)

米国

FDA




英国

JCVI



新型コロナワクチンの組成を初回シリーズと追加接種で共通化し、単一とすべき※1(2023/1/26)
(なお、ホワイトハウスCOVID-19対応チーム及び公衆衛生担当官は2022年9月6日に以下をメ
ディアに発信:COVID 19 のパンデミックを見通した上で、劇的に異なる変異株が存在しなければ、
1年に1回、流行している株に合わせたワクチンを接種するという、季節性のインフルエンザワクチ
ンとよく似た接種方法に移行する過程にあるとういこうとが明らかになりつつある)

ウイルスの進化、免疫の持続性と幅、感染の疫学に関し、依然として不確実性があり、定期的な接種
プログラムを直ちに開発できない
 長期接種計画に関して暫定的に以下を推奨
‒ 2023年から2024年にかけての冬に備えて、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い者
に対して2023年秋に追加接種が提供され得る
‒ 加えて、より少数の人々(高齢者や免疫不全者等)には2023年春にも追加接種が提供され得る
‒ オミクロン株と生物学的に異なり、臨床的に有意な新たな懸念すべき変異株が出現した場合には、
緊急にワクチンによる対策が必要となり得る
 また、以下を推奨
‒ 2021年から始めた16ー49歳の臨床的高リスクではない者への追加接種(3回目接種)は、2022
年秋の接種キャンペーンの終了に合わせて終了すべき
‒ 5ー49歳で、臨床的高リスクとなる健康状態の変化が2023年に新たに生じた者には、次の季節性
接種キャンペーンにおいて初回シリーズ及び/又は追加接種が適切に提供されるべき
‒ 臨床的高リスクの者を守るため、 2023年中に初回シリーズ接種はより対象を絞って提供される方
向に向かうべき。臨床的高リスクグループには以下の者が含まれる:高齢者介護施設入居者とそ
のスタッフ、第一線の医療及び社会福祉従事者、50歳以上の者、5-49歳で臨床的高リスクの者、
12ー49歳で免疫不全者と家庭内接触がある者、16ー49歳の介護者
‒ 臨床的リスクが異なる集団それぞれに対して重症化(入院及び死亡)予防のための最適なワクチ
ン接種のタイミングを決定するには、研究の実施が検討されるべき(2023/1/25)

※1 VRBPACでの決議事項。新型コロナワクチンの接種スケジュール(原則年1回、ハイリスク者は年複数回)、定期的な株選定についても議論され、参加委員により概ね了承された。
Source: FDA, THE WHITE HOUSE, JCVI

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