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別紙3○先進医療Bの総括報告書に関する評価について(告示番号旧34/jRCTs031180073)(告示番号旧42/jRCTs072200039) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00055.html
出典情報 先進医療会議(第119回 3/2)《厚生労働省》
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図1

Cryo-tsc-06
凍結療法前

9 か月後

2.1例 IgA 腎症症例での腎機能低下を認めていますが、腫瘍の大きさや冷
却範囲や時間との関係があったのか、また、腫瘍占拠部位が、隣接臓器や腎
血管および腎盂に近くなかったのかなど、詳細についていかがでしょうか。
【回答】
ご指摘ありがとうございます。
Cryo-tsc-05(図 2)は IgA 腎症、糖尿病が基礎疾患としてあり、また両腎 AML
に対して塞栓術や腎部分切除術などがすでにされており、両腎に対する濃厚な
治療歴がある方です。今回の凍結療法のターゲットとなった AML は 16.5mm で
右腎中部背側の腎門部や腎盂からも離れた位置にあり、手技的にはやりやすい
位置にありました。凍結療法時間に関しては 15 症例条件を統一して行ったため
15 分の凍結、5 分解凍、15 分再凍結で行っております。サイクル数も2で統一
しております。最小マージンに関しては症例毎にばらつきがありますが本症例
では 8mm と平均的なマージンで施行しており、AML の解剖学的な位置や手技
的なものが腎機能に影響を及ぼしたとは考えにくいのではないかと考察してお
ります。
図 2 Cryo-tsc-05

以上

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