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資料5-2 こども・子育て政策の強化について(試案) (20 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mirai/dai1/gijisidai.html
出典情報 こども未来戦略会議(第1回 4/7)《内閣官房》
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こども・子育て政策が目指す将来像と PDCA の推進
全ての子育て世帯を切れ目なく支援することにより、以下に掲げる「こどもと向き合
う喜びを最大限に感じるための4原則」を実現するため、
「加速化プラン」については、
今後3年間の集中取組期間における実施状況や取組の効果等を検証しつつ、施策の適切
な見直しを行い、PDCA を推進していく。

(こどもと向き合う喜びを最大限に感じるための4原則)
1.こどもを産み、育てることを経済的理由であきらめない


第一に、こどもを産み、育てることを経済的理由であきらめない社会の実現である。
このため、「加速化プラン」の「ライフステージを通じた子育てに係る経済的支援の強
化」に基づき実施する施策を着実に進め、その実施状況や効果等を検証しつつ、高等教
育費の負担や奨学金の返済などが少子化の大きな要因の一つとなっているとの指摘が
あることに鑑み、奨学金制度の更なる充実や授業料負担の軽減など、高等教育費の負担
軽減を中心に、ライフステージを通じた経済的支援の更なる強化について、適切な見直
しを行う。

2.身近な場所でサポートを受けながらこどもを育てることができる


第二に、身近な場所でサポートを受けながらこどもを育てることができる社会の実現
である。このためには「加速化プラン」の「全てのこども・子育て世帯を対象とするサ
ービスの拡充」に基づき実施する施策を着実に進め、その実施状況や効果等を検証しつ
つ、適切な見直しを行う。

3.どのような状況でもこどもが健やかに育つという安心感を持てる


第三に、どのような状況でもこどもが健やかに育つという安心がある社会の実現であ
る。このためには「加速化プラン」の「全てのこども・子育て世帯を対象とするサービ
スの拡充」に基づき実施する施策を着実に進め、その実施状況や効果等を検証しつつ、
適切な見直しを行う。

4.こどもを育てながら人生の幅を狭めず、夢を追いかけられる


第四に、こどもを育てながら、キャリアや趣味など人生の幅を狭めることなく、夢を
追いかけられる社会の実現である。このためには「加速化プラン」の「共働き・共育て
の推進」に基づき実施する施策を着実に進め、その実施状況や効果等を検証しつつ、適
切な見直しを行う。

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