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【参考資料1】令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回)資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33174.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第217回 5/24)《厚生労働省》
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○ さらに、高齢者は状態に応じて、在宅又は施設から入退院を繰り返す場
合も多く、リハビリテーション、口腔の管理、栄養管理に関する一体的な
取組の情報は、医療と介護とで切れ目なく引き継がれることが求められる。
○ 認知症等の医療と介護の複合的なニーズを有する高齢者に対し、療養の
場に応じ、適切にリハビリテーション、口腔の管理、栄養管理に関する取
組が提供される必要がある。
※詳細は、【テーマ3】「要介護者等の高齢者に対応した急性期入院医療」
にて整理
(2)リハビリテーション
○ リハビリテーションは、医療保険と介護保険の役割分担に基づいて、適
時・適切に提供できるよう、累次の改定で見直しを行ってきたところであ
る。一方で、医療保険による急性期・回復期リハビリテーションと、介護
保険による生活期リハビリテーションにおける、リハビリテーション実施
計画書等の情報連携が不十分な実態や医療と介護で提供している訓練内容
の差が明らかとなっており、両者間の円滑な移行を更に推進する必要があ
る。


リハビリテーションは適時・適切に提供されることが必要であるが、長

期間同じ内容のリハビリテーションが提供されている実態もあり、リハビ
リテーションが漫然と継続されている可能性がある。リハビリテーション
の観点から定期的に生活機能を評価・指導する仕組みが求められる。
(3)口腔
○ 病院や介護保険施設、在宅等で患者に関わる関係者に口腔の管理の重要
性が十分認識されていないことに加え、口腔の状態の評価が十分行われて
いない等の課題があることから、多職種連携のもと必要な口腔の管理が提
供されることが求められる。
○ 口腔の管理は、療養を行う場所等に応じて医療と介護により行われる。
全身の疾患の影響等により口腔内の状態は変化することから、歯科衛生士
による必要な口腔衛生管理等の提供内容や頻度等も異なるが、患者の状態
に応じた口腔の管理の方法を評価する仕組みがないために、必要な口腔の
管理が提供されていない可能性がある。

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