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経済産業省 提出資料 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》
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介護需要の新たな受け皿の整備
高齢者が住み慣れた地域で自立度高く生活することにより、間接的にビジネスケアラーを含む家族介護者の負担を軽
減することが可能。そのためには、介護保険サービスに加えて介護需要の新たな受け皿の整備を進めることが重要。
具体的には、①介護保険外サービスの振興に取り組むするとともに、高齢者やその家族等が安心してサービスを利用す
るために、②介護保険外サービスの信頼性確保の在り方も検討。
対応策(案)


事例:愛知県豊明市

介護保険外サービスの振興
介護保険外サービスの振興に当たっては、
①開発面(高齢者ニーズに即したサービスがない)
②情報面(介護保険外サービスの情報がリーチしていない)
③信頼面(安心して利用できる環境整備がされていない)
④費用面(保険サービスに比して割高)といった課題が存在すると
ころ、①②に関する課題解決に資するモデル実証事業を行う。
※③は別途信頼性確保の取組(下記)を実施。④は中長期的に検討。

具体的には、自治体を中核にして高齢者ニーズを把握し、介護保
険外サービスの地域実装に繋げていく取組といったモデル開発・普及
を進めていくことを検討。

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介護保険外サービスの信頼性確保
介護に関連して、多種多様な民間サービスが存在する中で、高
齢者や家族、周囲の支援者(ケアマネジャー等)が安全安心
して利用・推奨するためにも、一定の水準の担保が必要。そうし
た介護保険外サービスの信頼性確保の在り方についても検討。

地域ケア会議を「多職種合同ケアカンファレンス」と位置づけ、福祉
職だけでなく、地域の事業者等の参画を促進。会議の中で発見し
た高齢者側のニーズを地域内で実装するとともに、新規サービス開
発に繋げる等、地域介護を支えるハブとして機能。
地域内での実装:地域のスーパーに対して、高齢者を想定し
た帰宅時の宅配サービスを提案。その後、スーパーの客単価の
増額にも繋がる。
新規サービス開発(チョイソコ):事業者にスポンサーシップ型
の移動サービス開発を打診し実現。全国への横展開も実施。

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