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経済産業省 提出資料 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》
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企業における両立支援に向けた取り組みの促進
企業におけるビジネスケアラーへの支援充実化に向けては、介護休業・休暇制度の整備といった、法定された制度面で
の支援に加えて、介護に係るリテラシーの向上や組織内での理解促進(特に、上司の理解)、個々人に寄り添った形
での相談窓口の整備といった実態面での支援を進めていくことが重要。
一方で、多くの企業では介護が個人の課題と認識されていることや、企業側で制度整備以上にどういった対応を進め
ていくべきかというスタンダードが見える化されていないことで、企業側での支援充実化が図れていない状況。
対応策(案)



事例:ハウス食品グループ

先進企業の取組の可視化
介護と仕事の両立に積極的な企業による取組を好事例として
取りまとめるとともに、当該企業が取り組む両立支援策について、
その成功要因等を分析する。

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「健康経営」の評価項目への追加
「健康経営」の評価項目に、育児や介護との両立に係る項目
を追加し、積極的な対応を行っている企業が資本市場・労働
市場等で評価される仕組みを構築。



企業向けのガイドライン整理
金融資産や地域格差等の観点からビジネスケアラーの実態や
ニーズを整理するとともに、介護と仕事の両立支援に当たり必要
となる施策等について取りまとめた企業向けのガイドラインを整理。

(出所)日本経済新聞朝刊17面(2022年1月28日)

ハウス食品グループでは、2020年より、全年齢の従業員を対象に
介護リテラシーを高めるためのオンラインプログラムを提供し、介護リス
ク判定や支援制度等の知識習得を推奨(当該プログラム参加は
業務扱い)。
また、介護当事者(ビジネスケアラー)、上司、人材部門担当者に
よる三者面談も並行して実施し、具体的な制度活用の仕方や今
後のキャリアについて一緒に考える。

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