よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


リエイブルメントで元気な自分を取り戻す! (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

05

短期集中
予防サービス

卒 業 に向 けて

面談により自信を取り戻し
5週目を境に心身ともに元気に!

あら、
見ちがえたわ !!

面談で評価されることで自信を取り戻し、目標が
高くなり、さらに活動量が増えるという好循環が生
まれる。徹郎さんの場合は、5回目の通所時に、久
しぶり会った地域包括支援センターの職員に、「歩
くときの不安もなくなった。介護されるのはまだ先
だね」と笑顔であいさつ。この頃を境に、大きな目
標として、
「北海道旅行に行きたい」「人の役に立
ちたい」などとはっきりと口にするようになった。

3 カ月後に本人と専門職が一緒に成果を評価して合意したら卒業です!
生活機能、運動機能、
栄養なども
自分自身でチェックして
卒業後も新たな目標を
目指します

幸せます状態
短期集中予防サービスで心身ともに元気を回復
した徹郎さんは、「幸せます状態(介護サービスが
なくても自分で元の生活が維持できる状態)」にな
ったことを専門職と合意し、サービス卒業の証とし
て「防府市介護予防手帳」を受け取った。この手帳
には、今後も今の良い状態が維持できるよう、さま
ざまな情報が盛り込まれており、徹郎さんの今の
生活のバイブルになっている。

生活支援コーディネーターの視点

※12カ月間は介護予防手帳を使って
地域包括支援センターが徹郎さんを支援します。

利用者のさまざまな情報をキャッチして地域での活動の場を早期から検討
S C は、訪問アセスメント以降に、その方の暮らしぶ

ます。徹郎さんの場合は、元教師、子ども好きといった

り、ご自宅の環境、趣味、お人柄などの情報をキャッチ

要素を重視し、それに合ったところを3カ月後(短期集中

し、ご本人の生活がどのように変化していったら地域と

予防サービス終了後)に紹介すべく、具体的に検討を始

のつながりができ、自立に向かえるのかを、漠然とです

めました。

がイメージします。その後も関係者と情報交換をしなが

(防府北地域包括支援センター 生活支援コーディネーター/

ら、その方が活躍できる場を見つけていくようにしてい
生活支援コーディネーター(SC)は、高齢者と地域をつなぎ
サービス終了後も、地域活動を通じて〝元気〞を継続できるようにサポートします
生活支援コーディネーター( SC )は、地域のネットワークや既存の取り組み・組織も活用しなが
ら、資源の発見・開発、関係者のネットワーク化、ニーズと資源・サービスのマッチング等、地
域でのコーディネートを行い、高齢者の生活支援・介護予防の提供体制を整備しています。

10

白神五月)