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リエイブルメントで元気な自分を取り戻す! (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》
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03

リハビリ
専門職による

訪 問 アセスメント

(訪問 2 回目)

心身の機能、住環境などを確認して
元の生活を取り戻すための目標を定めます

住環境もチェック
しましょう

地域包括支援センター職員の2回目
の訪問には、リハビリ専門職が同行。

腰痛ストレッチも
練習しましょう

現在の心身の機能、住環境などをチェ

歩いてみて
ください

ックし、元の生活を取り戻すための目
標を提案。徹郎さんは腰痛のため体

生活の工夫は
いろいろできますよ

幹の動きが悪いほか、歩き出しに少々
不安があったため、ストレッチの方法
や歩行前の準備運動、歩行時の姿勢
などを指導した。また、短期集中予防
サービスの利用を提案し、翌月からサ
ービスを利用することになった。

リハビリ専門職

皆のアドバイスを
受けながら徹郎さんが
設定した目標は

徹郎さんの3カ月後の目標
● 自宅とスーパーを歩いて

往復( 7000歩)できるようになる

右の3つ

初回訪問、
訪問アセスメントの
内容を受けて
短期集中予防サービス



腰の負担を軽減する
生活の方法を身につける

を開始する前に



以前のように鉄道に乗って
旅ができる

支援方針を考えます

専門職等が集まって

リハビリ専門職の視点

医学的な視点から予後を予測し
元の生活に戻るための目標を具体化

サービスの要は面談
ポジティブな心を維持することに注力

リハビリ専門職は訪問アセスメントで、医学的な視点

元の生活を取り戻すための取り組みというと、機能訓練

からその方の予後を予測し、元の生活に戻るためにどの

や体力づくりをイメージする人が多いかもしれませんが、実

ような運動や生活の工夫が必要かを考えます。その場で

はそれらはあくまでプログラムの一部に過ぎません。

姿勢や体操を指導することもあります。目標設定を支援す

大切なのは、自宅での過ごし方や目標に向かって努力を

るのもリハビリ専門職の大きな役割です。心身の機能を

続ける動機づけです。それを支えるのがリハビリ専門職に

確認しながら、ケアマネジャーとご本人の間でおおまかに

よる面談。防府市の短期集中予防サービスでは、週1回の

設定した目標をより具体化するのをお手伝いするかたち

通所時に必ず面談を行い、現状の課題や目標を具体的に

です。訪問アセスメントの担当者として登録しているリハ

話し合い、能力や意欲の維持・向上に努めています。

ビリ専門職は約40名です。
(山口県立総合医療センター作業療法士/原直利)

短期集中予防サービスでは、リハビリ専門職は体を動か
すことではなく、ポジティブな心を維持することに注力して
います。
(老人保健施設はくあい理学療法士/岡﨑浩之)

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