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資料2-2_石岡先生説明資料 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》
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7.充実したサバイバーシップを実現する社会の構築をめざした研究
現状と課題:
小児がん・AYA世代がんの治療成績向上とサバイバー数の増加とともに、その学業・新規就労支
援や治療の長期合併症(フォローアップ)の問題が注目されつつあるが具体的な施策に乏しい。
妊孕性温存を考慮した治療法(薬物・放射線治療など)の開発も(政府の少子化対策にも合致し
て)望まれている。*患者の心のケア、支持療法の充実、仕事との両立アピアランスケア、患者
会への支援にも課題。
今後10年間で取り組むべき研究の方向性:
中長期的視点でのロジックモデルを立てる必要性、現状把握が不十分
小児がん・AYAがんサバイバーの学業支援・新規就労支援の社会実装、がんに関する小児科から
成人診療科への「移行期医療」の基盤整備、妊孕性温存を考慮した治療法。上記*の強化。

9.各柱にまたがる「横断的事項」について:基盤整備等
患者報告アウトカム(Patient Reported Outcome)
現状と課題
臨床試験の現場以外では、PRO( Patient Reported Outcome)について医療者側も知識・認識
が乏しい。 PROの意義について一般市民はもちろん医療者への普及啓発が課題。
今後10年間で取り組むべき研究の方向性
ePRO(electronic Patient-Reported Outcome)デバイスとアプリの開発と各施設の電子カルテとの
簡便かつ安全な統合方法