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資料2-3_大井構成員提出資料 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》
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計画細胞(Planungszellen: PZ)@ドイツ
計画細胞とは





行政当局が企画・主宰
実際の会議は大学などの利害関係のない第3者への委託でもって実施
参加する14歳以上の市民は、自治体住民から抽選で選ばれる
母集団となる自治体の人口構成(男女比、年齢、職業など)を正確に反映するような参加集団(「ミニ・パブリックス
=小さな公衆)が作られる
⑤ 参加者には謝礼が支払われる
⑥ 参加者による小グループの討議が行われる
⑦ 報告書(「市民鑑定書」)を公表
計画細胞における市民による討議
① 問題に関する情報提供を受けた代表25人が5グループに分かれ、1日4コマ、4日間にわたり話し合いを行う
② 1コマは、専門家や当事者からの情報提供を20分、質疑応答に10分、話し合いに45分、結果発表に10分、是非を
決定する投票に5分と、計90分が充てられる
③ その結果『市民鑑定書』が作成され、行政当局にはここで表明された市民の意思を尊重することが義務付けられて
いる
④ ドイツのほとんどの州では、市民としての自己研鑽・研修のための有休休暇取得が可能
⑤ 無作為抽出のため、ドイツ語が話せない外国人や障害者が選ばれる可能性がり、通訳や介助者などが手当てされる
場合がある