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2014年03月14日(金)

注目の記事 [医療安全] 2013年の報告からPTP誤飲など3例を振返り注意を喚起

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.88(3/14)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は3月14日に、「医療安全情報」のNo.88を公表した。今回は2013年1月~12月の医療安全情報No.74~No.85を総覧している(p1参照)。 今回は、このうち(1)No.78「持参薬を院内の処方に切り替える際の処方量間違い」(2)No.80「膀胱留置カテーテルによる尿道損傷」(3)No.82「PTPシートの誤飲(第2報)」―を取上げ、再度注意喚起している(p2参照)。 (1)の「持参薬を院内の処方に切り替える際・・・

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2014年02月17日(月)

注目の記事 [医療安全] 患者の入浴介助の際、手袋をしたままの湯温確認では熱傷の危険

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.87(2/17)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医療提供体制
 日本医療機能評価機構は2月17日に、医療安全情報のNo.87を公表した。 今回は「足浴やシャワー浴の際、手袋を装着したまま湯の温度を確認したため、温度確認が不十分となり熱傷をきたした事例」が紹介されている。 2011年1月から2013年12月31日までに、脳炎による意識障害など意思疎通の十分にできない方が熱傷をきたした事例が3件報告されている(p1参照)。 ある事例は、意識障害のある患者に足浴をする際、看護師が手袋・・・

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2014年02月10日(月)

[産科医療] 常位胎盤早期剥離の再発防止へ分娩機関の早期受診呼びかけ

産科医療補償制度 再発防止委員会からの提言(2/10)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医療提供体制
 日本医療機能評価機構の産科医療補償制度「再発防止委員会」は2月10日に、提言を公表した。 これは、分娩誘発・促進にあたってのインフォームドコンセントなどにおいて、心がけるべきことをまとめたもの。 産科医療補償制度は、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児と家族の負担を速やかに軽減するために補償を行うとともに、再発防止に向けた情報提供などを行う仕組みである。平成20年頃の産科医を被告とした訴訟増加などを・・・

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2014年01月15日(水)

注目の記事 [医療安全] 医薬品添付文書の『禁忌』記載と患者の疾患の確認を

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.86(1/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器 医学・薬学
 日本医療機能評価機構は1月15日に、 医療安全情報のNo.86を公表した。 今回は「患者の疾患や病態を把握していたが、医療用医薬品の添付文書に『禁忌』として記載のあることを知らず、薬剤を投与した事例」が紹介されている。 禁忌薬剤を投与した事例は、2010年1月1日から2013年11月30日までに8件報告されている(p1参照)。 内訳は、重度の腎障害・腎不全患者への「グリコラン錠(経口血糖降下剤)」、「ザイザル錠(アレ・・・

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2013年12月25日(水)

注目の記事 [医療安全] 薬局におけるヒヤリ・ハット、薬剤師による相互確認が重要

薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 第9回集計報告(平成25年1月~6月)(12/25)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は12月25日に、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の第9回集計報告を発表した。これは、平成25年1月から6月までに報告のあった、薬局におけるヒヤリ・ハット事例をまとめたもの。 この事業に参加している薬局7619件から報告されたヒヤリ・ハット事例は3238件で(p4参照)、月別に見ると25年5月が770件と飛びぬけて多くなっている(p4参照)。 処方せん応需回数の多い薬局ほどヒヤリ・ハット事・・・

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2013年12月25日(水)

注目の記事 [医療安全] 25年7~9月報告の医療事故は468件、ヒヤリ・ハットは6269件

医療事故情報収集等事業 第35回報告書(平成25年7月~9月)(12/25)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器 医療提供体制
 日本医療機能評価機構は12月25日に、医療事故情報収集等事業の第35回報告書を発表した。これは、平成25年7月~9月に報告された医療事故とヒヤリ・ハット事例をまとめたもの。 医療事故報告が義務付けられている大学病院や国立病院機構、公立病院等の状況を見ると、期間中に報告された医療事故は468件(p56参照)。 事故の程度で分けてみると、死亡が29件(6.2%)、障害残存の可能性の高いものが51件(10.9%)となってい・・・

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2013年12月16日(月)

[医療安全] 患者移動の際には、ドレーン等の抜落ちがないよう細心の注意を

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.85(12/16)《日本医療機能評価機構》
発信元:公益財団法人日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器 医学・薬学
 日本医療機能評価機構は12月16日に、 医療安全情報のNo.85を公表した。 今回は「ドレーン・チューブ類の位置確認が不十分であったため、移動の際、患者に挿入されていたドレーン・チューブ類が抜けた事例」が報告されている。 患者の頭側に麻酔科医、右側に看護師、左側に外科医師が立ち、患者を手術台からストレッチャーへ移動しようとした際、全員でドレーン・チューブ類が安全に移動できる位置であるか確認や声かけをしない・・・

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2013年11月15日(金)

注目の記事 [医療安全] 具体的な疑義照会で、薬剤師・医師双方疑問点を理解して確認を

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.84(11/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医学・薬学 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は11月15日に、 医療安全情報のNo.84を公表した。 今回は「誤った処方の不十分な確認」と題して、薬剤師による医師への疑義照会のあり方について取上げている。 薬剤師は、処方せんを確認して処方内容に疑問を持ったとき、処方医に対して疑義照会を行う必要があるが、薬剤師の疑問点が疑義照会の際に医師に的確に伝わらなかったために処方が修正されず、過量投与した事例が、集計期間2010年1月1日から2013・・・

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2013年10月15日(火)

注目の記事 [医療安全] 脳脊髄液ドレナージ回路開放の際、大気開放を忘れずに

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.83(10/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器 医療提供体制
 日本医療機能評価機構は10月15日に、医療安全情報No.83を公表した。今回は、「脳脊髄液ドレナージ回路を開放する際の誤り」について注意喚起している。 たとえば上行・弓部大動脈置換術等を行った際に、合併症である脳障害を防止するために脳脊髄液ドレナージが施されることが多い。これは、脳内に広がった血液を髄液と共に体外に排出し、その後に起こる血管攣縮を軽減することが狙いである。 この点、脳脊髄液ドレナージ回路・・・

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2013年09月25日(水)

注目の記事 [医療安全] 25年4~6月報告の医療事故は661件、ヒヤリハットは6981件

医療事故情報収集等事業 第34回報告書(平成25年4月~6月)(9/25)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器 医療提供体制
 日本医療機能評価機構は9月25日に、医療事故情報収集等事業の第34回報告書を公表した。これは、平成25年4月から6月までに報告のあった、医療事故とヒヤリ・ハット事例をまとめたもの。 医療事故報告が義務付けられている大学病院や国立病院、公的病院等の状況を見ると、期間中に報告された事故は661件(p54参照)。 事故の程度で分けると、死亡が65件(9.8%)、障害残存の可能性が高い事故は60件(9.1%)などとなってい・・・

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2013年09月17日(火)

注目の記事 [医療安全] PTPシートの誤飲2年で26件、大半が医療者側に原因

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.82(9/17)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は9月17日に、医療安全情報No.82を公表した。今回は、「PTPシートの誤飲(第2報)」を取り上げている。 2011年8月のNo.57で、PTPシートの誤飲事例が4年半の間に14件発生していると注意喚起された。その後の2年間(集計期間2011年7月1日~2013年6月30日)で類似の事例は26件報告されている。 事例の多くは、医療者側がPTPシートを1錠ごとに切り離して患者に渡しているもので21件、患者自身が自己管理薬のシ・・・

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2013年08月28日(水)

注目の記事 [医療安全] 24年報告の医療事故は2882件で過去最高、再発防止の注意喚起を

医療事故情報収集等事業 平成24年 年報(8/28)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は8月28日に、医療事故情報収集等事業の平成24年年報を公表した。平成24年1月~12月に報告のあった医療事故情報2882件(過去最多)と、ヒヤリ・ハット事例69万109件(発生件数)、3万823事例について調査分析したもの(p8~p9参照)
 年報では、年に4回公表される報告書を再編するとともに、さらなる分析を加えている。大きく、(1)医療事故情報収集等事業の概要(p58~p69参照)(2)事業報告・・・

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2013年08月15日(木)

注目の記事 [医療安全] ベッド操作時、サイドレールのすき間や患者身体の位置確認を

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.81(8/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は8月15日に、医療安全情報No.81を公表した。今回は、「ベッド操作時のサイドレール等のすき間への挟み込み」事例を紹介している。
 2010年1月1日~2013年6月30日の間に、ベッドのサイドレール等のすき間に関連した事例が12件報告されているが、そのうち、ベッドの操作によりサイドレール等のすき間に患者の身体の一部を挟み込む事例が5件報告されている。
 報告事例では、「左肘に創部のある患者を座位に・・・

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2013年07月16日(火)

注目の記事 [医療安全] 膀胱留置カテーテル、尿流出確認後にバルーン拡張を

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.80(7/16)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は7月16日に、医療安全情報No.80を公表した。今回は、「膀胱留置カテーテルによる尿道損傷」事例を紹介している。
 報告事例では、「看護師が全身麻酔下の患者に対し、12Fr(フレンチ、3Fr=1mmなので、直径4mm)の膀胱留置カテーテルを挿入したが、その際、通常の手順を違え、麻酔科医が尿の流出を確認しないままバルーンに蒸留水を注入したため、前立腺部尿道を損傷した」という(p2参照)。事例では・・・

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2013年07月04日(木)

注目の記事 [医薬品] 医薬品産業の業績、中医協に報告し適切な財源配分を  日医総研

医薬品関連企業の2012年度決算―2012年度診療報酬改定の影響など―(7/4)《日本医師会総合政策研究機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医師会総合政策研究機構は7月4日に、「医薬品関連企業の2012年度決算―2012年度診療報酬改定の影響など―」を公表した。
 この研究では、2012(平成24)年度の診療報酬改定等が、医薬品メーカーや卸業、調剤薬局の経営にどのような影響を与えているかを調査したもの。
 24年度の改定率は、診療報酬本体プラス1.379%、薬価マイナス1.26%(薬価ベースではマイナス6.00%)、材料マイナス0.12%であった(p5参照)
 こ・・・

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2013年06月27日(木)

注目の記事 [医療安全] 25年1~3月に報告された医療事故は780件、深刻事例はやや減少

医療事故情報収集等事業 第33回報告書(平成25年1~3月)(6/27)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は6月27日に、医療事故情報収集等事業の第33回報告書を公表した。これは、平成25年1月から3月までに報告のあった、医療事故とヒヤリ・ハット事例をまとめたもの。
 医療事故報告が義務付けられている大学病院や国立病院、公的病院等の状況を見ると、期間中に報告されたのは780件(p42参照)
 事故の程度で分けると、死亡が48件(6.2%)、障害残存の可能性が高い事故は69件(8.8%)などとなってい・・・

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2013年06月17日(月)

注目の記事 [医療安全] 2006年~11年に発生した事故等から、12年にも発生した事例紹介

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.79(6/17)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は6月17日に、医療安全情報No.79を公表した。
 今回は、2006年から2011年に提供した医療安全情報の中から、2012年にも発生した類似事例34事例を掲載している。
 最も件数が多かったのが、PTPシートの誤飲で、2012年中に13件報告されている。患者が薬を内服する際に誤ってPTPシートから出さずに服用してしまったもの。掲載された事例では、看護師Aが弱視の患者にPTPシートのままの薬をカップに入れて渡し、・・・

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2013年05月15日(水)

注目の記事 [医療安全] 持参薬から院内処方に切替える際は、規格・剤形などに注意を

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.78(5/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は5月15日に、医療安全情報No.78を公表した。
 今回は、持参薬を院内処方に切替える際に、処方量を間違えた事例を紹介している。
 報告事例によると、「医師が入院患者の持参薬を院内処方に切替えた際、紹介状に『アスペノンカプセル10 4C 分2 朝夕食後』と記載してあることを確認し、コンピュータに『アスペノン』と入力したところ、院内では10mgの規格は採用されていないため、アスペノンカプセル20mgの・・・

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2013年05月07日(火)

注目の記事 [産科医療] 分娩時事故による脳性麻痺の2割で子宮収縮薬不適切使用

第3回 産科医療補償制度 再発防止に関する報告書(5/7)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医療提供体制
 日本医療機能評価機構の「産科医療補償制度・再発防止委員会」は5月7日に、第3回「再発防止に関する報告書」を公表した。
 産科医療補償制度は、分娩時の医療事故で重度脳性麻痺が生じた場合に、「家族の経済的な負担を早急に補償する」と同時に、「事故の原因分析を行う」ことで事故の再発防止を図ることを目的としている。
 報告書では、事故原因分析結果を踏まえて再発防止策を検討しているほか、(1)臍帯脱出・・・

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2013年04月15日(月)

注目の記事 [医療安全] ガベキサートメシル酸塩投与時に高濃度で血管損傷の危険

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.77(4/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は4月15日に、医療安全情報No.77を公表した。
 2009年8月の医療安全情報No.33において、ガベキサートメシル酸塩使用時の血管外漏出について取上げられたが、その後も、約3年半で類似事例が11件報告されているため、再度の情報提供を行うもの(集計期間:2009年7月1日~2013年2月28日)。
 報告事例のうち10件は、添付文書に「末梢血管から投与する場合、輸液の濃度を0.2%以下で点滴静注することが望まし・・・

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2013年03月28日(木)

注目の記事 [医療安全] 24年10~12月に報告された医療事故は707件、重篤事例増える

医療事故情報収集等事業 第32回報告書(平成24年10月~12月)(3/28)《日本医療機能評価機構》
発信元:公益財団法人日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は3月28日に、医療事故情報収集等事業の第32回報告書を公表した。これは、平成24年10月から12月までに報告のあった、医療事故とヒヤリ・ハット事例をまとめたもの。
 医療事故報告を義務付けられている大学病院や国立病院、公的病院等の状況を見ると、期間中に報告されたのは707件(p41参照)
 事故の程度で分けると、死亡が55件(7.8%)、障害残存の可能性が高い事故は85件(12.0%)などとなって・・・

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2013年03月28日(木)

[医療安全] 薬局ヒヤリ・ハット、調剤での発生原因「確認を怠った」が半数強

薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 第8回集計報告(平成24年7月~12月)(3/28)《日本医療機能評価機構》
発信元:公益財団法人日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は3月28日に、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の第8回集計報告書を発表した。これは、平成24年7月から12月までに報告のあった、薬局におけるヒヤリ・ハット状況をまとめたもの。
 事業参加薬局7237件のうち報告のあった薬局数は608件、公表件数は3259件となっている(p4参照)(p9参照)
 まず、発生状況について月推移で見ると、4月から徐々に増え、7~11月で発生件数が多い。時間帯では、・・・

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2013年03月15日(金)

[医療安全] 体内植込み医療機器の確認不十分等、2012年の安全情報整理

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.76(3/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は3月15日に、医療安全情報No.76を公表した。
 今回は、2012年1月~12月に毎月提供された医療安全情報No.62~No.73を整理している。
 このうち、(1)患者の体内に植込まれた医療機器の不十分な確認(2)画像診断報告書の確認不足(3)アレルギーのある食物の提供(4)硬膜外腔に持続注入する薬剤の誤った接続―に関しては、2012年12月31日までに類似事例の発生が報告されている(p1参照)
 (1)の・・・

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2013年02月15日(金)

注目の記事 [医療安全] 輸液ポンプの流量に予定量を入力、薬剤過剰投与が発生

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.75(2/15)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は2月15日に、医療安全情報No.75を公表した。
 今回は、輸液ポンプ等の流量と予定量の入力間違いによって、薬剤を過剰に投与した事例が報告されている。集計期間は2009年1月1日~2012年12月31日で、報告は3件であった。高カロリー輸液、ノボ・ヘパリン注、ドルミカム注射液でそれぞれ過剰投与の事故が起きている(p1参照)
 ある事例では、高カロリー輸液更新の際、流量を入力するところに予定量を・・・

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2013年01月16日(水)

[医療安全] 手動式肺人工蘇生器の組立て間違いが2件、使用前の確認を

医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.74(1/16)《日本医療機能評価機構》
発信元:日本医療機能評価機構   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 日本医療機能評価機構は1月16日に、医療安全情報No.74を公表した。
 今回は、手動式肺人工蘇生器の組立て間違いの事例が掲載されている。2009年1月1日~2012年11月30日の間に、手動式肺人工蘇生器の組立てを間違えていたため、有効な換気がなされなかった事例が2件報告された(p1参照)
 1つの事例では、全身状態が悪化して呼吸状態が低下した患者に誤って組立てられたバッグバルブマスクを使用したため、低酸素脳症とな・・・

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