-
2013年07月18日(木)
[診療報酬] 大学病院の外来、救急や経営上の課題解決が今後の論点
-
- 26年度診療報酬改定の論点整理(案)(7/18)《全国医学部長病院長会議》
- 発信元:全国医学部長病院長会議 カテゴリ: 診療報酬
論点は、大きく次の6つ(p1参照)。
(1)機能分化としての大学病院の外来機能
(2)7対1看護基準の見直し
(3)DPC/PDPS改定
(4)大学病院における精神科の評価
(5)薬剤師の病棟配置の評価
(6)後発医薬品の使用促進
このうち、(1)では、「大学病院の外来は減少しつつある」としたうえで、「救急部門をどう考えるべきか」「・・・
-
2013年07月03日(水)
[病院] 25年3月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに大幅減
-
厚生労働省は7月3日に、平成25年3月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、129万1953人(前月比1万6659人減)となっている。一般病床の1日平均患者数は69万1398人(同1万5586人減)、外来患者数は138万988人(同3万469人減)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は78.2%で、うち一般病床は71.0%、介護療養病床は92.7%だった(p1参照)。
また、・・・
-
2013年06月12日(水)
[診療報酬] 主治医機能について、検診等含めた「総合的評価」を厚労省提案
-
厚生労働省は6月12日に、中医協総会を開催した。
この日の議題で中心となったのは、外来医療。外来医療については、1月23日の総会でもフリートークを行っており、今回はその第2弾という位置づけだ。
前回の外来医療フリートークでは、「病院における外来医療の考え方」「勤務医の過重負担軽減」「重複受診の是正」などがテーマとなった。
この日は、厚労省当局が、(1)主治医機能の評価(2)診療所の機能と初・再診料―と・・・
-
2013年06月10日(月)
[立入検査] 医療法による立入検査、医療計画策定のため実稼動病床数も把握
-
厚生労働省は6月10日に、「医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査要綱の一部改正」に関する通知を発出した。
改正内容は、次の3点。
(1)許可病床数の記載について、医療計画上の参考にするため、実稼動病床数(許可病床数から、当該年度の4月1日現在で、過去1年間、患者の収容を行っていない病床数を除いたもの)も記入することとした(p7参照)
(2)検査基準において、医師の標準数を算出するための「外来患者数」・・・
-
2013年05月31日(金)
[病院] 25年2月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに増加
-
厚生労働省は5月31日に、平成25年2月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、130万8612人(前月比2万8665人増)となっている。一般病床の1日平均患者数は70万6984人(前月比2万5079人増)、外来患者数は141万1457人(前月比8万7654人増)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は82.6%で、うち一般病床は78.3%、介護療養病床は92.9%だった(p1参照)・・・
-
2013年05月02日(木)
[病院] 25年1月、1日平均入院患者数は増加するも外来患者数は大幅減
-
厚生労働省は5月2日に、平成25年1月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、127万9947人(前月比4699人増)となっている。一般病床の1日平均患者数は68万1905人(前月比6646人増)、外来患者数は132万3803人(前月比3万8294人減)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は83.1%で、うち一般病床は79.3%、介護療養病床は93.0%だった(p1参照)。
ま・・・
-
2013年04月10日(水)
[診療報酬] 後発品促進ロードマップ、中医協委員は品質情報の公開求める
-
厚生労働省は4月10日に、中医協総会を開催した。この日は、入院医療等の調査項目について議論したほか、(1)後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ(2)平成24年度診療報酬改定結果検証に係る調査(在宅歯科医療)の結果速報-などについて報告を受けた。
「入院医療等の調査」とは、下部組織である「入院医療等の調査・評価分科会」で行っているもの。24年度改定後の影響や、医療機関の動向、26年度改定に向け・・・
-
2013年04月09日(火)
[病院] 24年12月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに大幅減
-
厚生労働省は4月9日に、平成24年12月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、127万5248人(前月比9977人減)となっている。一般病床の1日平均患者数は67万5259人(前月比1万617人減)、外来患者数は136万2097人(前月比9万1651人減)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は72.7%で、うち一般病床は61.4%、介護療養病床は93.2%だった(p1参照)。
・・・
-
2013年03月18日(月)
[診療報酬] 紹介率等低い大病院、紹介状なし患者の初診料等を4月から引下げ
-
厚生労働省は3月18日に、「平成24年度診療報酬改定における注意喚起」について事務連絡を行った。
これは、25年4月1日から施行される診療報酬項目について周知するもの。
具体的な内容は、次のとおりである。
まず、特定機能病院と500床以上の一般病床を有する地域医療支援病院では、紹介率40%未満・逆紹介率30%未満の場合には、紹介状のない外来患者について、25年4月以降は、A000【初診料】を200点(通常は270点)、A0・・・
-
2013年03月15日(金)
[患者] 昭和59年に比べ、平成23年には糖尿病は2倍、高脂血症は15倍に増加
-
厚生労働省は3月14日に、平成23年の患者調査(傷病分類編)を発表した。
患者調査は、医療機関を利用する患者の傷病等の状況を明らかにするもので、3年に1度行われている。平成23年調査について、概況版は昨冬(24年11月27日)に既に公表されており、今般は傷病別の患者数を詳細に推計したうえで、経年比較を行っている。
ちなみに『患者数』は、「調査日(調査年10月の指定された日)当日に、医療機関を受診した患者数」の・・・
-
2013年03月06日(水)
[病院] 24年11月、1日平均入院患者数は増加するも外来患者数は減少
-
厚生労働省は3月6日に、平成24年11月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、128万5225人(前月比1万1381人増)となっている。一般病床の1日平均患者数は68万5876人(前月比1万3114人増)、外来患者数は145万3748人(前月比5619人減)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は81.1%で、うち一般病床は76.0%、介護療養病床は93.3%だった(p1参照)。
・・・
-
2013年02月26日(火)
[患者] 病院選択の際には、医師の紹介や近さ、スタッフの親切度などを重視
-
厚生労働省は2月26日に、平成23年受療行動調査の確定数(概況)について公表した。
23年調査結果は、すでに24年9月に速報値が報告されており、今回は確定数。
まず、病院を選んだ理由(複数回答)を見ると、外来では次の項目が多い(p5~p6参照) 。
(1)以前に来たことがある(37.8%)
(2)自宅や職場・学校に近い(37.2%)
(3)医師による紹介(33.8%)
(4)医師や看護師が親切(31.6%)
ここから、外来患者・・・
-
2013年02月08日(金)
[病院] 24年10月、1日平均入院患者数は減少するも外来患者数は増加
-
厚生労働省は2月8日に、平成24年10月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、127万3844人(前月比1021人減)となっている。一般病床の1日平均患者数は67万2762人(前月比2289人増)、外来患者数は145万9367人(前月比11万8826人増)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は80.7%で、うち一般病床は75.2%、介護療養病床は93.5%だった(p1参照)。
・・・
-
2013年01月23日(水)
[診療報酬] 26年度改定に向け、外来の機能分担・適正化で集中討議
-
厚生労働省は1月23日に、中医協総会を開催した。この日は、外来医療について自由討議を行った。
次期(平成26年度)診療報酬改定に向けた議論は、まだ本格化していないが、ベースとなるものの1つとして、前回(24年度)改定における附帯意見がある(p11~p15参照)。
そこでは、積み残した課題解決に向けて18項目の意見が示されており、外来医療についても「機能分化の推進や適正化について引続き検討を行う」こととされ・・・
-
2013年01月17日(木)
[病院] 24年9月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに大幅減
-
厚生労働省は1月17日に、平成24年9月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、127万4865人(前月比1万856人減)となっている。一般病床の1日平均患者数は67万473人(前月比9042人減)、外来患者数は134万541人(前月比8万2611人減)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は78.3%で、うち一般病床は70.9%、介護療養病床は93.2%だった(p1参照)。
ま・・・
-
2012年12月11日(火)
[病院] 24年8月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに増加
-
厚生労働省は12月11日に、平成24年8月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、128万5721人(前月比5043人増)となっている。一般病床の1日平均患者数は67万9515人(前月比3737人増)、外来患者数は142万3152人(前月比1万1180人増)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は80.5%で、うち一般病床は74.3%、介護療養病床は93.6%だった(p1参照)。
・・・
-
2012年11月27日(火)
[患者] いわゆる社会的入院、75歳以上で15.5%だが、年々減少する傾向
-
厚生労働省は11月27日に、平成23年の「患者調査の概況」を発表した。
患者調査とは、医療機関を利用する患者の傷病等の状況を明らかにするもの。調査は3年に1度行われ、「どの地域で、どのような疾病が多いのか」「年齢によって、疾病構造がどう違うのか」などを詳細に知ることができる。退院患者については23年9月、それ以外の患者については23年10月を対象に調べている(p2参照)。
まず、入院患者について傷病の状況・・・
-
2012年11月20日(火)
[医療施設] 病院の60.7%・診療所の39.2%が、医療保険の在宅サービス実施
-
厚生労働省は11月20日に、平成23年「医療施設(静態・動態)調査・病院報告」の結果を発表した。
医療施設調査は、病院・診療所の分布や整備状況、診療機能の現状を把握するもの。3年に1度の大規模な調査(静態調査)と、毎月の小規模な調査(動態調査)の2つで構成される。平成23年は、大規模な「静態調査」年であり、過去から現在にわたっての推移などを詳しく分析している。なお、東日本大震災の影響を考慮し、調査方法を従・・・
-
2012年11月19日(月)
[緩和ケア] がん診療連携拠点病院指定要件に、緩和ケアへのアクセス等追加
-
- 緩和ケア推進検討会(第6回 11/19)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 医療提供体制
前回(9月26日)会合では中間とりまとめが行われ、「がん医療に携わる全ての医療従事者による基本的緩和ケアを、全てのがん患者やその家族等が受けられること」が必要とする一方で、専門的緩和ケアの重要性も強調している(p20~p27参照)。
専門的緩和ケアにおいては・・・
-
2012年11月15日(木)
[病院] 24年7月、1日平均入院患者数は増加するも外来患者数は大幅減
-
厚生労働省は11月15日に、平成24年7月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、128万678人(前月比1190人増)となっている。一般病床の1日平均患者数は67万5778人(前月比1330人増)、外来患者数は141万1972人(前月比1万5126人減)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は81.3%で、うち一般病床は75.8%、介護療養病床は93.2%だった(p1参照)。
ま・・・
-
2012年10月11日(木)
[病院] 24年6月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに増加に転じる
-
厚生労働省は10月11日に、平成24年6月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、127万9488人(前月比5859人増)となっている。一般病床の1日平均患者数は67万4448人(前月比5656人増)、外来患者数は142万7098人(前月比4万4254人増)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は78.5%で、うち一般病床は71.0%、介護療養病床は93.5%だった(p1参照)。
・・・
-
2012年09月13日(木)
[病院] 24年5月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに大幅減続く
-
厚生労働省は9月13日に、平成24年5月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、127万3629人(前月比1万5724人減)となっている。一般病床の1日平均患者数は66万8792人(前月比1万4388人減)、外来患者数は138万2844人(前月比2万7859人増)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は80.7%で、うち一般病床は74.8%、介護療養病床は93.2%だった(p1参照)・・・
-
2012年08月30日(木)
[医療提供体制] 医療の質評価、患者満足度は入院・外来とも8割以上 日病
-
日本病院会は8月30日に、2011年度のQIプロジェクト(QI推進事業)の結果を公表した。
QIとは、Quality Indicatorの略で、ここでは「医療の質を評価する指標」を意味する。昨今、「医療の質」を重視する動きが加速し、厚生労働省は平成22(2010)年度から「医療の質の評価・公表等推進事業」を開始した。これは病院団体などにおいて、「医療の成果(アウトカム)や過程(プロセス)」「患者満足度」「がん、脳卒中、急性心筋梗・・・
-
2012年08月09日(木)
[病院] 24年4月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに大幅減
-
厚生労働省は8月9日に、平成24年4月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は、128万9353人(前月比2万279人減)となっている。一般病床の1日平均患者数は68万3180人(前月比1万5696人減)、外来患者数は135万4985人(前月比6万7783人減)となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は78.5%で、うち一般病床は71.0%、介護療養病床は93.2%だった。
また、病院全・・・
-
2012年07月27日(金)
[DPC] 基礎係数等の骨格は維持するが、III群の分類等は今後検討
-
厚生労働省は7月27日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。この日は、基礎係数・機能評価係数IIの見直し方向について議論したほか、外来診療に係るデータ提出について了承した。
基礎係数・機能評価係数IIについては、見直しに向けた基本方針案が厚労省当局から示され、分科会として了承している(p8~p12参照)。
基本方針の柱は、「基礎係数・機能評価係数IIの基本骨格は維持する」という点に集約でき・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。