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総-2-1○医療機器及び臨床検査の保険適用について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00193.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第548回 7/5)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

ゴアCTAG 胸部大動脈ステントグラフトシステム

2 希望企業

日本ゴア合同会社

3 使用目的

本品は胸部下行大動脈病変のうち一定の要件をみたす疾患の治療に用
いられるステントグラフト及びデリバリーカテーテルからなるステントグラ
フトシステムである。

製品特徴

出典:企業提出資料

・ 本品は、ステントグラフト留置時の血流の影響を低減するために、
「二段階式展開機構」(中間径で展開後に、完全展開する)、「ス
テントグラフト中枢端の角度調整機能」等を有するデリバリーカ
テーテルを採用し、血管内壁により圧着した状態でステントグラフ
トを留置可能である。

[従来品:完全展開方式] [本品:二段階展開方式]
<展開方式の比較>

<本品の外観図>
4 構造・原理

[角度調整前]
[角度調整後]
<中枢端の角度調整機能>

臨床上の有用性

・ ステントグラフト中枢側部分と血管の圧着が適切に得られない場
合には、病変部への血液のリーク(タイプIエンドリーク)が発生し、
ステントグラフトの追加留置等の追加治療を要する場合があるが、
本品の機能を活用し、ステントグラフトを適切に留置することで
リークを減少させる。
・ 本品と従来品における術後1年時でのリーク発生率の比較では、
本品群で発生率低減が示された。

術後1年後の
リーク発生率
出典:企業提出資料

本品

日本ステントグラフト実施基準委員会の
ナショナルレジストリ

1.6%(2/127例)

術後短期成績
4.1%(大動脈瘤群 584/14,235)
5.8%(大動脈解離群307/5,249)

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