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【参考資料3】免疫アレルギー疾患研究10か年戦略 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34044.html |
出典情報 | アレルギー疾患対策推進協議会(第17回 7/12)《厚生労働省》 |
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ギー疾患の予防法や治療法につなげ、普及させる必要がある。こうした点は医学という観点だけでな
く、他領域との有機的な連携が不可欠であり、食品・飲料・化粧品・住居や寝具・家電・ヘルスケア等と
いった領域との連携を通じて、新たな産業の創生にも繋がる可能性を有している。
(4) 臓器連関/異分野融合に関する免疫アレルギー研究開発
これまで、免疫アレルギー研究においては、基礎研究と臨床研究が情報を共有することによって、
先進的な研究が成果を挙げている。免疫学的メカニズムや、かゆみ等神経学的な知見、バリア機能の
解析等は共通項が多い一方で、複数臓器に症状をみとめることから、領域を超えた臓器連関的な研
究が不可欠である。特に、多臓器に影響を及ぼす環境要因に対する反応性の比較や各臓器に移動・
再分布する免疫細胞や関与する液性因子(ホルモンやサイトカイン)等の細胞生物学的比較等に基
づく多臓器での検討を推進する必要がある。さらには、モデル生物とヒトとの免疫現象の比較といった
基礎的研究を推進し、特に、これまで本領域以外と考えられていたような異分野との融合により、免疫
アレルギー研究の裾野を広げることが大切である。
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く、他領域との有機的な連携が不可欠であり、食品・飲料・化粧品・住居や寝具・家電・ヘルスケア等と
いった領域との連携を通じて、新たな産業の創生にも繋がる可能性を有している。
(4) 臓器連関/異分野融合に関する免疫アレルギー研究開発
これまで、免疫アレルギー研究においては、基礎研究と臨床研究が情報を共有することによって、
先進的な研究が成果を挙げている。免疫学的メカニズムや、かゆみ等神経学的な知見、バリア機能の
解析等は共通項が多い一方で、複数臓器に症状をみとめることから、領域を超えた臓器連関的な研
究が不可欠である。特に、多臓器に影響を及ぼす環境要因に対する反応性の比較や各臓器に移動・
再分布する免疫細胞や関与する液性因子(ホルモンやサイトカイン)等の細胞生物学的比較等に基
づく多臓器での検討を推進する必要がある。さらには、モデル生物とヒトとの免疫現象の比較といった
基礎的研究を推進し、特に、これまで本領域以外と考えられていたような異分野との融合により、免疫
アレルギー研究の裾野を広げることが大切である。
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