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【参考資料3】免疫アレルギー疾患研究10か年戦略 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34044.html |
出典情報 | アレルギー疾患対策推進協議会(第17回 7/12)《厚生労働省》 |
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(4) 免疫アレルギー研究における国際連携, 人材育成に関する基盤構築研究
近年、免疫アレルギー疾患の病態が欧米人とアジア人で異なる可能性が指摘される等、本研究分
野における諸問題を解決するには、国内のみならず国外の研究者と連携する必要がある。しかし、現
状では国外の研究者と連携して、国際競争資金を獲得し研究を遂行している研究者は少ない。また、
本領域関連の国際学会等で、日本からの演題は減少傾向であり、国際社会における日本の存在感
は薄れてきている。さらに、将来を担う若手研究者が国際舞台で活躍する場は限られ、かつ、基礎研
究、臨床研究の分野共に、研究者を志す若手が少なくなっている。今後、国際競争力を高めるために
は、国際的な研究者を育成し、かつ、こうした人材育成の基盤を国内に構築することが必要となる。
まず免疫アレルギー研究における国際競争力のある研究者を育成する上で、全国の大学・研究機
関が必要な基盤を有しているかの調査を行い、その結果を共有する必要がある。また、これらの施設
への国内留学や連携研究を推進するとともに、国外留学の推進を図った既存プログラム等も積極的
に活用する。国際的な人的交流・情報収集を促進し、国際プロジェクトへの参画を重点的に推進する
必要がある。さらに、重要な研究課題に関する若手研究者を中心としたチームを学会の枠を超えて形
成し、課題解決を図ることも必要である。
国際連携の推進という点では、国際学会におけるシンポジウム等を開催して、人的交流の促進を図
る。また、既存プログラムを積極的に活用して、海外留学生の受け入れを推進する。さらに、国際競争
資金の獲得を目指す前段階として、国外施設と連携して取り組むプロジェクトに対する国内の研究推
進を重点的に行うことで、海外競争資金獲得の足がかりとする必要がある。こうした取組を通じて、我
が国の免疫アレルギー研究が多様化、国際化するために、若手研究者が海外での活躍の場を手に
入れる機会を増やすこと、国内の施設に国外からの研究者を受け入れること等が必要である。
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近年、免疫アレルギー疾患の病態が欧米人とアジア人で異なる可能性が指摘される等、本研究分
野における諸問題を解決するには、国内のみならず国外の研究者と連携する必要がある。しかし、現
状では国外の研究者と連携して、国際競争資金を獲得し研究を遂行している研究者は少ない。また、
本領域関連の国際学会等で、日本からの演題は減少傾向であり、国際社会における日本の存在感
は薄れてきている。さらに、将来を担う若手研究者が国際舞台で活躍する場は限られ、かつ、基礎研
究、臨床研究の分野共に、研究者を志す若手が少なくなっている。今後、国際競争力を高めるために
は、国際的な研究者を育成し、かつ、こうした人材育成の基盤を国内に構築することが必要となる。
まず免疫アレルギー研究における国際競争力のある研究者を育成する上で、全国の大学・研究機
関が必要な基盤を有しているかの調査を行い、その結果を共有する必要がある。また、これらの施設
への国内留学や連携研究を推進するとともに、国外留学の推進を図った既存プログラム等も積極的
に活用する。国際的な人的交流・情報収集を促進し、国際プロジェクトへの参画を重点的に推進する
必要がある。さらに、重要な研究課題に関する若手研究者を中心としたチームを学会の枠を超えて形
成し、課題解決を図ることも必要である。
国際連携の推進という点では、国際学会におけるシンポジウム等を開催して、人的交流の促進を図
る。また、既存プログラムを積極的に活用して、海外留学生の受け入れを推進する。さらに、国際競争
資金の獲得を目指す前段階として、国外施設と連携して取り組むプロジェクトに対する国内の研究推
進を重点的に行うことで、海外競争資金獲得の足がかりとする必要がある。こうした取組を通じて、我
が国の免疫アレルギー研究が多様化、国際化するために、若手研究者が海外での活躍の場を手に
入れる機会を増やすこと、国内の施設に国外からの研究者を受け入れること等が必要である。
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