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ヒアリング資料4 全国肢体不自由児施設運営協議会 (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34476.html |
出典情報 | 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第32回 7/31)《厚生労働省》 |
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現場で工夫している事例について
【事例1-1】 医療的ケアを要する脳性麻痺児のセルフケア技術獲得支援について (視点1関係)より質の高いサービスを提供
していく上での課題及び対処方策・評価方法
・ 成人施設への移行を前にして本人が医療的ケアの必要性を認識できず、看護師が24時間常駐していない施設への移行が
困難となりうるという課題があるが、東北地方の施設では永久気管孔を有する入所児童について永久気管孔の自己管理チェク
リストを作成、本人と共有して技術獲得支援を実施する取組を行い、永久気管孔の管理のセルフケアは自立には至らなかった
が、医療的ケアに対する自己意識が改善された。
【事例1-2】 こども相談室の設置について (視点1関係)より質の高いサービスを提供していく上での課題及び対処方策・評価
方法 (視点2関係)地域において、利用者が個々のニーズに応じたサービスの提供を受けられるようにするための、質の高い
人材の確保を含めたサービス提供体制の確保に向けた課題及び対処方策
・ 障害児・者の権利擁護に向けた取り組みについて、職員のみならず、当事者となる子どもも対象とする必要があるが、子ども
に一対一で向き合う時間の確保が困難であるという課題があるが、九州地方の施設では定期的に「こども相談室」を開設して入
所利用児からの相談に対応する取組を行い、入所児が心配事や悩み事を話すことによりストレス軽減や問題解決能力の向上
につながるとともに職員間の情報共有の改善に寄与すると共に職員の相談支援スキルの向上にも貢献した。
【事例2】 特別支援学校へのリハビリテーション関連職種外部専門家の派遣について (視点2関係)地域において、利用者が
個々のニーズに応じたサービスの提供を受けられるようにするための、質の高い人材の確保を含めたサービス提供体制の確
保に向けた課題及び対処方策
・ 地域の特別支援学校の教育現場においてリハビリテーション職種の助言が必要とされているという課題があるが、中部地方
の複数の施設では学校にリハビリテーション職種を派遣して、児童生徒の生活場面に立ち会い、必要な助言をする取組を行い、
特別支援学校において児童生徒の生活状況に応じた適切な支援が可能な教員を安定して確保することができるようになった。
【事例3】 動画を活用した支援マニュアル作成について (視点4関係)業務の負担軽減・効率化に向けた課題及び対処方策(I
CT活用など)
・ 利用者ごとの障害特性が異なり、支援方法を職員間で共有することが困難であるという課題があるが、九州地方の施設では
支援の各場面(特に食事・移乗)について、動画を交えたマニュアルを作成し、施設内のネットワークシステムで共有する取組を
行い、支援方法の具体的な詳細について、職種間で共通認識を持つことができ、事務に関する業務負担が軽減し、支援に注力
できるようになった。
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【事例1-1】 医療的ケアを要する脳性麻痺児のセルフケア技術獲得支援について (視点1関係)より質の高いサービスを提供
していく上での課題及び対処方策・評価方法
・ 成人施設への移行を前にして本人が医療的ケアの必要性を認識できず、看護師が24時間常駐していない施設への移行が
困難となりうるという課題があるが、東北地方の施設では永久気管孔を有する入所児童について永久気管孔の自己管理チェク
リストを作成、本人と共有して技術獲得支援を実施する取組を行い、永久気管孔の管理のセルフケアは自立には至らなかった
が、医療的ケアに対する自己意識が改善された。
【事例1-2】 こども相談室の設置について (視点1関係)より質の高いサービスを提供していく上での課題及び対処方策・評価
方法 (視点2関係)地域において、利用者が個々のニーズに応じたサービスの提供を受けられるようにするための、質の高い
人材の確保を含めたサービス提供体制の確保に向けた課題及び対処方策
・ 障害児・者の権利擁護に向けた取り組みについて、職員のみならず、当事者となる子どもも対象とする必要があるが、子ども
に一対一で向き合う時間の確保が困難であるという課題があるが、九州地方の施設では定期的に「こども相談室」を開設して入
所利用児からの相談に対応する取組を行い、入所児が心配事や悩み事を話すことによりストレス軽減や問題解決能力の向上
につながるとともに職員間の情報共有の改善に寄与すると共に職員の相談支援スキルの向上にも貢献した。
【事例2】 特別支援学校へのリハビリテーション関連職種外部専門家の派遣について (視点2関係)地域において、利用者が
個々のニーズに応じたサービスの提供を受けられるようにするための、質の高い人材の確保を含めたサービス提供体制の確
保に向けた課題及び対処方策
・ 地域の特別支援学校の教育現場においてリハビリテーション職種の助言が必要とされているという課題があるが、中部地方
の複数の施設では学校にリハビリテーション職種を派遣して、児童生徒の生活場面に立ち会い、必要な助言をする取組を行い、
特別支援学校において児童生徒の生活状況に応じた適切な支援が可能な教員を安定して確保することができるようになった。
【事例3】 動画を活用した支援マニュアル作成について (視点4関係)業務の負担軽減・効率化に向けた課題及び対処方策(I
CT活用など)
・ 利用者ごとの障害特性が異なり、支援方法を職員間で共有することが困難であるという課題があるが、九州地方の施設では
支援の各場面(特に食事・移乗)について、動画を交えたマニュアルを作成し、施設内のネットワークシステムで共有する取組を
行い、支援方法の具体的な詳細について、職種間で共通認識を持つことができ、事務に関する業務負担が軽減し、支援に注力
できるようになった。
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