個室ユニット型施設の整備・運営状況に関する調査研究事業（令和５年度調査）
1．調査目的

２．調査客体

・介護保険施設（特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、
介護医療院）等
設の１ユニットの定員を、実態を勘案した職員配置
・都道府県・市町村
に努めることを求めつつ、「原則として概ね10人以
・ユニットケア研修受託団体（ヒアリングのみ）
下とし15人を超えないもの」としたほか、従来型と
令和３年度介護報酬改定では、個室ユニット型施

ユニット型を併設する場合において、入所者の処遇
に支障がない場合、介護・看護職員の兼務を可能と
したところ。
また、新たなユニットを整備する施設において、
ケアの質が維持され、職員の過度な負担につながら
なぬよう、当該ユニットの整備・運営状況を定期的
に把握しつつ、適切な運営や指導が行われているか
検証し、必要な見直しなどの対応を検討すべきとさ
れている。

３．主な調査項目

（介護保険施設)
・（日中及び夜間の）職員配置、業務内容、人材育成・定
着の方法などサービスの提供体制に関する状況
・入浴・食事等のケアの提供状況
・ユニットリーダーの配置、ユニットケア研修の受講状況
・従来型とユニット型を併設する際の職員の兼務の活用状
況、活用による効果や運用に当たっての課題
・新型コロナウイルス感染症の感染防止策の取組状況
等

（都道府県・市町村)

・１ユニットの定員に係る規定（条例等）の現状
本調査は、１ユニットの定員が10人を超えるもの ・ユニット型施設の整備・公募の方針、整備補助・支援・
も含めたユニット型施設について、地域における整
指導の状況
備状況やケアの提供体制を含めた運営状況、従来型 ・実地研修施設確保など、円滑なユニットケア研修に向け
た取組
施設と併設する場合の職員の兼務の活用状況、ユ
等
ニットケア研修等に関する実態把握を行い、検討に

資する基礎資料を作成することを目的とする。
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