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入-11.診療情報・指標等作業グループからの中間報告について (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》 |
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では、「心電図モニターの管理」及び「輸液ポンプの管理」はいずれも該当割
合が高く差がみられなかったが、重症化率の高い群では「創傷処置」、
「人工呼
吸器の管理」及び「特殊な治療法等」の該当割合が高く、重症化率の低い群で
は「呼吸ケア」、
「点滴ライン同時3本以上の管理」及び「動脈圧測定」の該当
割合が高かった。(P51,52)
○ 人工呼吸器や ECMO の使用、血管作動薬の使用等、常時監視の必要性が高い
治療を行っている割合の高いHCUと低いHCUの比較では、「心電図モニタ
ーの管理」及び「輸液ポンプの管理」は該当割合が高く、これらの項目と「呼
吸ケア」は2群間で差がみられなかった。(P53~55)
○ ICU併設の有無や病床規模、入室経路によらず、A 得点3点以上の患者は、
ほぼ全て B 得点4点以上となっていた。(P46)
② 分析結果に関する主な意見
○ 「心電図モニターの管理」や「輸液ポンプの管理」は患者の状態や入室経路
によらずほぼ全ての患者に該当しており、重症度等を評価する観点からは項
目として不要ではないか。
○ 重症度の高い患者への対応や常時監視の必要な治療の実施を評価する観点
から、一部の項目について、特定集中治療室用と同様に、点数に差をつけるこ
とが考えられるのではないか。
○ 一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看
護を評価する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は不要ではない
か。
③ 今後の分析について
○ ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コ
ードに基づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはど
うか。
○ 「創傷処置」や「呼吸ケア」の項目について、具体的にどのような状況で該
当しているのか分析してはどうか。
(3)特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度等について
① 特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度及びSOFAスコアの分析
○
特定集中治療室の患者の重症度、医療・看護必要度の分布は、特定集中治療
室管理料1、2、及び4においては6点にピークがあり、特定集中治療室管理
料3においては4点(重症度、医療・看護必要度Ⅰ)又は2点(重症度、医療・
看護必要度Ⅱ)にピークがある。(P57,58)
○ 特定集中治療室の重症度、医療・看護必要度について、いずれの入院料にお
いても、多くの患者が基準を満たしていた。(P59,60)
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合が高く差がみられなかったが、重症化率の高い群では「創傷処置」、
「人工呼
吸器の管理」及び「特殊な治療法等」の該当割合が高く、重症化率の低い群で
は「呼吸ケア」、
「点滴ライン同時3本以上の管理」及び「動脈圧測定」の該当
割合が高かった。(P51,52)
○ 人工呼吸器や ECMO の使用、血管作動薬の使用等、常時監視の必要性が高い
治療を行っている割合の高いHCUと低いHCUの比較では、「心電図モニタ
ーの管理」及び「輸液ポンプの管理」は該当割合が高く、これらの項目と「呼
吸ケア」は2群間で差がみられなかった。(P53~55)
○ ICU併設の有無や病床規模、入室経路によらず、A 得点3点以上の患者は、
ほぼ全て B 得点4点以上となっていた。(P46)
② 分析結果に関する主な意見
○ 「心電図モニターの管理」や「輸液ポンプの管理」は患者の状態や入室経路
によらずほぼ全ての患者に該当しており、重症度等を評価する観点からは項
目として不要ではないか。
○ 重症度の高い患者への対応や常時監視の必要な治療の実施を評価する観点
から、一部の項目について、特定集中治療室用と同様に、点数に差をつけるこ
とが考えられるのではないか。
○ 一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看
護を評価する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は不要ではない
か。
③ 今後の分析について
○ ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コ
ードに基づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはど
うか。
○ 「創傷処置」や「呼吸ケア」の項目について、具体的にどのような状況で該
当しているのか分析してはどうか。
(3)特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度等について
① 特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度及びSOFAスコアの分析
○
特定集中治療室の患者の重症度、医療・看護必要度の分布は、特定集中治療
室管理料1、2、及び4においては6点にピークがあり、特定集中治療室管理
料3においては4点(重症度、医療・看護必要度Ⅰ)又は2点(重症度、医療・
看護必要度Ⅱ)にピークがある。(P57,58)
○ 特定集中治療室の重症度、医療・看護必要度について、いずれの入院料にお
いても、多くの患者が基準を満たしていた。(P59,60)
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