よむ、つかう、まなぶ。
入-11.診療情報・指標等作業グループからの中間報告について (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
〇
特定集中治療室に入室している患者はSOFAスコアが低い患者が多いが、
5以上、11 以上の患者も一定数認められた。(P61)
○ 入室日の重症度、医療・看護必要度の該当患者の方が、非該当の患者より、
入室日のSOFAスコアが高い傾向にあった。(P62)
○ 入室日の重症度、医療・看護必要度及び入室日のSOFAスコアのいずれも
が退院時の転帰と相関していた。重症度、医療・看護必要度の該当、6点以上
と比較し、SOFAスコア5以上、10 以上の方が退院時の転帰とより相関し
ていた。(P63)
○ 重症度、医療・看護必要度の該当患者割合は、多くの施設で高い傾向にあっ
た。(P64,65)
○ 入室日のSOFAスコア5以上の患者の割合は、治療室ごとにばらつきがあ
った。重症度、医療看護必要度が 90%以上の施設に限定しても、入室日のSO
FAスコア5以上の患者の割合はばらついていた。(P66)
○ 入室日のSOFAスコアが5以上の患者が 30%以上の特定集中治療室と
30%未満の特定集中治療室で、看護配置に大きな差はなかった。(P67)
○ 入室当日の重症度、医療・看護必要度の各項目の該当患者割合を、入室日の
SOFAスコア5以上の患者と5未満の患者とで比較すると、輸液ポンプの
管理、動脈圧測定ではあまり差がなかったが、他の項目では、SOFAスコア
5以上の患者の方が高かった。(P68)
○ 重症度、医療・看護必要度をHCUの併設有無別に比較したが、大きな差は
なかった。(P69)
○
入室日のSOFAスコアは、HCUの併設がないICUの方が、SOFAス
コアが低い患者が多い傾向にあった。(P70)
○ 入室日のSOFAスコアが高い患者と低い患者を比較すると、高い患者の傷
病名として敗血症性ショックが多く見られ、また入室日のSOFAスコアが
高い患者は低い患者に比較し、入室当日又は前日に手術を実施した患者の割
合が少なかった。(P71)
② 分析結果に関する主な意見
○ SOFAスコアが低い患者ばかりのICUが、本当に重症な患者を主体的に
入れるICUと同列の評価となる指標は適切でないのではないか。
○ 予定入院の術後患者では入室時のSOFAスコアは高くならない。こうした
患者でもICUのケアが必要な場合があるのではないか。
○ SOFAスコアが悪化してからICUに入室させるのでは遅いという考え
方もある。SOFAスコアの解釈は慎重に行うべきではないか。
6
特定集中治療室に入室している患者はSOFAスコアが低い患者が多いが、
5以上、11 以上の患者も一定数認められた。(P61)
○ 入室日の重症度、医療・看護必要度の該当患者の方が、非該当の患者より、
入室日のSOFAスコアが高い傾向にあった。(P62)
○ 入室日の重症度、医療・看護必要度及び入室日のSOFAスコアのいずれも
が退院時の転帰と相関していた。重症度、医療・看護必要度の該当、6点以上
と比較し、SOFAスコア5以上、10 以上の方が退院時の転帰とより相関し
ていた。(P63)
○ 重症度、医療・看護必要度の該当患者割合は、多くの施設で高い傾向にあっ
た。(P64,65)
○ 入室日のSOFAスコア5以上の患者の割合は、治療室ごとにばらつきがあ
った。重症度、医療看護必要度が 90%以上の施設に限定しても、入室日のSO
FAスコア5以上の患者の割合はばらついていた。(P66)
○ 入室日のSOFAスコアが5以上の患者が 30%以上の特定集中治療室と
30%未満の特定集中治療室で、看護配置に大きな差はなかった。(P67)
○ 入室当日の重症度、医療・看護必要度の各項目の該当患者割合を、入室日の
SOFAスコア5以上の患者と5未満の患者とで比較すると、輸液ポンプの
管理、動脈圧測定ではあまり差がなかったが、他の項目では、SOFAスコア
5以上の患者の方が高かった。(P68)
○ 重症度、医療・看護必要度をHCUの併設有無別に比較したが、大きな差は
なかった。(P69)
○
入室日のSOFAスコアは、HCUの併設がないICUの方が、SOFAス
コアが低い患者が多い傾向にあった。(P70)
○ 入室日のSOFAスコアが高い患者と低い患者を比較すると、高い患者の傷
病名として敗血症性ショックが多く見られ、また入室日のSOFAスコアが
高い患者は低い患者に比較し、入室当日又は前日に手術を実施した患者の割
合が少なかった。(P71)
② 分析結果に関する主な意見
○ SOFAスコアが低い患者ばかりのICUが、本当に重症な患者を主体的に
入れるICUと同列の評価となる指標は適切でないのではないか。
○ 予定入院の術後患者では入室時のSOFAスコアは高くならない。こうした
患者でもICUのケアが必要な場合があるのではないか。
○ SOFAスコアが悪化してからICUに入室させるのでは遅いという考え
方もある。SOFAスコアの解釈は慎重に行うべきではないか。
6