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入-11.診療情報・指標等作業グループからの中間報告について (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》 |
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ケア病棟は、割合が0である地域包括ケア病棟と比較して、自院の病棟から転
棟した患者割合が低く、家庭から入棟した患者割合が高く、自宅等に退棟した
患者割合が高い傾向にあった。(P92~95)
○ 地域包括ケア病棟における重症度、医療・看護必要度の該当患者割合にはば
らつきが見られる。(P96~98)
② 分析結果に関する主な意見
○ 救急搬送後、直接入棟の患者は医療資源の投入が必要であることをどう考え
るか。
○ 緊急入院の患者も、他の患者に比較して、医療資源の投入が必要なのではな
いか。
○ 短期滞在手術等基本料の患者数が多い地域包括ケア病棟の指標の傾向から、
短期滞在手術等基本料の患者は、地域包括ケア病棟の指標を計算する際には、
対象から除外することも考えられるのではないか。
(2)回復期リハビリテーション病棟におけるFIMの評価について
① 回復期リハビリテーション病棟の施設基準に係る診療実績について
〇 回復期リハビリテーション病棟入院料は、脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折な
どの患者に対して、ADLの向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的と
したリハビリテーションを集中的に行う病棟である。
○ 平成 26 年以降、入棟時FIMは年々低下傾向である。(P103)
○ 入退棟時のFIM、バーセルインデックス及びADLスコアについて年次推
移を比較したところ、ADLスコアにおいても低下傾向を認める。(P104~
106)
○ 回復期リハビリテーション病棟において、発症から7日以内の転棟患者と発
症後 61 日以上経過してからの転棟患者の割合が増加傾向であり、それらの転
棟患者は入棟時FIMが低い傾向にある。(P107~109)
○ 1 日あたり提供リハビリテーション単位数について、脳血管疾患リハビリテ
ーションが運動器リハビリテーション、廃用症候群リハビリテーションより
高かった。(P110)
○ リハビリテーションの提供単位数と運動FIMの変化について、入棟時の運
動FIMに着目して分析をすると、全ての疾患で入棟時FIMが 76 点以上の
患者についてはFIMの変化が小さい傾向にあった。また、運動器疾患におい
ては、1 日あたりの平均リハビリテーション提供単位数が「6 単位以上 7 単位
未満」、
「7 単位以上 8 単位未満」
「8 単位以上 9 単位未満」の患者の運動FIM
について、リハビリテーション提供単位数の増加に伴う明らかな改善はなか
った。(P111~114)
○ データ提出加算では、FIMについて入退棟時の点数を提出するように求め
8
棟した患者割合が低く、家庭から入棟した患者割合が高く、自宅等に退棟した
患者割合が高い傾向にあった。(P92~95)
○ 地域包括ケア病棟における重症度、医療・看護必要度の該当患者割合にはば
らつきが見られる。(P96~98)
② 分析結果に関する主な意見
○ 救急搬送後、直接入棟の患者は医療資源の投入が必要であることをどう考え
るか。
○ 緊急入院の患者も、他の患者に比較して、医療資源の投入が必要なのではな
いか。
○ 短期滞在手術等基本料の患者数が多い地域包括ケア病棟の指標の傾向から、
短期滞在手術等基本料の患者は、地域包括ケア病棟の指標を計算する際には、
対象から除外することも考えられるのではないか。
(2)回復期リハビリテーション病棟におけるFIMの評価について
① 回復期リハビリテーション病棟の施設基準に係る診療実績について
〇 回復期リハビリテーション病棟入院料は、脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折な
どの患者に対して、ADLの向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的と
したリハビリテーションを集中的に行う病棟である。
○ 平成 26 年以降、入棟時FIMは年々低下傾向である。(P103)
○ 入退棟時のFIM、バーセルインデックス及びADLスコアについて年次推
移を比較したところ、ADLスコアにおいても低下傾向を認める。(P104~
106)
○ 回復期リハビリテーション病棟において、発症から7日以内の転棟患者と発
症後 61 日以上経過してからの転棟患者の割合が増加傾向であり、それらの転
棟患者は入棟時FIMが低い傾向にある。(P107~109)
○ 1 日あたり提供リハビリテーション単位数について、脳血管疾患リハビリテ
ーションが運動器リハビリテーション、廃用症候群リハビリテーションより
高かった。(P110)
○ リハビリテーションの提供単位数と運動FIMの変化について、入棟時の運
動FIMに着目して分析をすると、全ての疾患で入棟時FIMが 76 点以上の
患者についてはFIMの変化が小さい傾向にあった。また、運動器疾患におい
ては、1 日あたりの平均リハビリテーション提供単位数が「6 単位以上 7 単位
未満」、
「7 単位以上 8 単位未満」
「8 単位以上 9 単位未満」の患者の運動FIM
について、リハビリテーション提供単位数の増加に伴う明らかな改善はなか
った。(P111~114)
○ データ提出加算では、FIMについて入退棟時の点数を提出するように求め
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