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総-1○診療報酬基本問題小委員会からの報告について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00211.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第556回 9/27)《厚生労働省》
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重症度の高い患者への対応や常時監視の必要な治療の実施を評価する観点から、一部
の項目について、特定集中治療室用と同様に、点数に差をつけることが考えられるの
ではないかとの指摘があった。
一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看護を評価
する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は不要ではないかとの指摘があ
った。一方、B項目の測定結果はADL等の改善状況を統一的な指標で把握するため
に有用であり、B項目を必要度の基準から外す場合においても、特定集中治療室と同
様に、測定自体は継続すべきではないかとの指摘があった。
ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コードに基
づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはどうかとの指摘があ
った。
「創傷処置」や「呼吸ケア」の項目について、具体的にどのような状況で該当してい
るのか分析してはどうかとの指摘があった。
3. DPC/PDPS について (別添資料② P2~P83)
3-1.DPC 対象病院に係る検討について (別添資料② P2~P49)
○ DPC/PDPS の対象病院は、平成 15 年度に特定機能病院を対象として制度が導入され
て以降、段階的に拡大され、令和4年4月時点で 1,764 病院となった。、DPC 対象
病院数は経年的に増加傾向であり、特に急性期病床が 200 床未満の病院が増加傾
向にある。
○ 平成 30 年度診療報酬改定に向けた議論において、診療密度や在院日数が平均から
外れている病院は DPC 制度になじまない可能性があると指摘があったことを踏ま
え、その後、医療資源投入量や在院日数を指標とした分析や外れ値に該当する病
院に対するヒアリングを実施してきている。
○ 以上のような経緯も踏まえ、令和6年度診療報酬改定に向けては、DPC 対象病院の
あり方について、適切な評価方法も含めて検討を行っている。
(1)医療機関別係数による評価について
<保険診療係数について>
保険診療係数は、提出するデータの質や医療の透明化、保険診療の質的向上を目指す
取組を評価する項目として設定されており、適切な DPC データの作成について、以下
の3項目の観点から評価を行っている。
- 「部位不明・詳細不明コード」の使用割合(10%未満)
- 様式間の記載矛盾(1%未満)
- 未コード化傷病名の割合(2%未満)
令和5年度係数においては、各項目について、減点対象となった病院はそれぞれ、23
病院(1.3%)、4病院(0.2%)、6病院(0.3%)であった。
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