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入-4 4.DPC/PDPS等作業グループからの最終報告について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00215.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第9回 10/5)《厚生労働省》
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大きくばらついていること
が確認された。
(P100~102)
○ さらに、令和4年度診断群分類点数表において点数設定方式 A で設定される診断群
分類のうち、入院期間Ⅰにおいて医療資源投入量が設定点数を大きく上回る例が存在
することが確認された。(P103)
○ こうした点については、入院初期に患者を退院させた場合であってもコスト回収が
できるよう見直すべきではないか、との指摘があったほか、標準的・定型的な経過を
たどれば早期退院できるような診断群分類については、入院期間Ⅱより早期に退院さ
せた場合であっても十分な評価ができるよう検討すべきではないか、との指摘があっ
た。
○ 点数設定方式 A で設定される診断群分類のうち、入院期間Ⅰにおいて医療資源投入
量が設定点数を大きく上回る診断群分類については、在院日数ごとの設定点数と実績
点数の関係を踏まえると、点数設定方式 B を適用することで、実際の医療資源投入量
に見合った評価が可能となるのではないか、との指摘があった。(P104,105)
○ また、標準化が進んでいると考えられる診断群分類に対する、現行の点数設定方式
による評価の妥当性について検討を行ったところ、以下のような指摘があった。
(P106
~108)
・ 現行の点数設定方式は、基本的には、医療資源投入のパターンに沿った評価とな
っており、早期退院させた場合への評価として十分でないのではないか。
・ 入院初期を重点的に評価する点数設定方式として、短期滞在手術等に適用してい
る点数設定方式 D があるが、一定の入院期間が見込まれる分類について、入院初日
に高い評価とすることはなじまない可能性がある。
・ 入院期間Ⅰで入院基本料を除く包括評価を行うことで、粗診粗療への高い評価を
避けつつ、入院期間Ⅱより早期での退院を一定程度評価することが可能なのではな
いか。
・ 不要な在院日数の延伸につながらないような評価方法は重要である一方で、こう
した点数設定方法を導入するにあたっては、同質性の高い分類に限るなど条件を設
定した上で、疾患や手術の特性に係る臨床的な観点も踏まえつつ、慎重に検討する
必要があるのではないか。
② 短期滞在手術等の算定ルールについて
○ 短期滞在手術等基本料3の対象手術等のうち、短期滞在手術等基本料1の対象とな
っている手術等については入院外での実施割合が高いものの、DPC 対象病院において
は入院外での実施割合が低いものが存在する。(P110~116)
○ また、個別の手術等に着目すると、DPC 対象病院の中でも入院/入院外での実施状況
に大きなばらつきがあることが確認された。(P117~120)
○ 入院における包括評価のあり方も踏まえつつ、短期滞在手術等の入院/入院外での
実施状況等の実態把握のため令和5年度特別調査を実施した(P121~123)。
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