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入-4 4.DPC/PDPS等作業グループからの最終報告について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00215.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第9回 10/5)《厚生労働省》
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アンケート調査及びヒアリングの結果を踏まえ、以下の指摘があった。

・ 短期滞在手術等の入院外での実施状況については、設備や人員体制が整備できて
いるかが大きく関わっている。
・ 患者や家族の意向等により外来に移行できない状況や病床稼働率等により相対的
に決まっている部分もあり、短期滞在手術等自体の診療報酬上の評価の見直しによ
り解決するのは難しいのではないか。
・ 日帰り手術として実施可能な手術について、術後の経過観察目的に病床を利用し
た上で、1日入院として当日に入退院させる場合がある。
・ 入院の必要性については、データの取得が可能であればより詳細な検討を進める
ことができるのではないか。
3.診断群分類に係る検討について
(1)概要
○ 診断群分類については、診療報酬改定時に合わせて、最新の診療実態や臨床的知見を
踏まえた見直しを行うとともに、適切な診断群分類の設定に必要な様式1の見直し及び
「DPC/PDPS 傷病名コーディングテキスト」の見直しを行っている。(P125)
(2)具体的な検討内容
○ 作業グループにおいては、令和6年度診療報酬改定に向けた診断群分類の見直し作業
の実施方針について、従前のとおり、以下の基本方針のもと実施することについて確認
した。
① 医療資源同等性が担保されている(医療資源の投入量が適切にグルーピングされて
いる(在院日数、包括範囲点数))。
② 臨床的類似性が担保されている(臨床的な観点から問題・違和感が少ない)。
③ 分類は可能な限り簡素であり、分類のコーディングに際して、臨床現場の負担が少
ない。
④ その他制度運用上の問題が生じない。


具体的な作業に当たっては MDC 技術班において行うこととなるが、その際には疾患ご
との特性も踏まえつつ、発症時期等を含む適切な指標による分岐の設定や、そうした分
岐の設定が可能となるような様式1での調査方法を検討する必要があるとの指摘があ

った。
(P126,127)
○ また、重症度を考慮した評価手法(CCP マトリックス)を導入している診断群分類(脳
梗塞及び肺炎)については、厚生労働省行政推進調査事業「DPC 制度の適切な運用及び
DPC データの活用に資する研究」における検討結果も踏まえ、分類としての妥当性を検
証するとともに、必要な見直しを行うこととされた。(P128)
○ 診断群分類の見直し作業については、現在も複数班で検討作業を実施しており、医療
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