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参考資料3_医師の働き方改革の推進に関する検討会 中間とりまとめ (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35532.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第18回 10/12)《厚生労働省》
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につながることが期待される。それと同時に、各医療機関において、まずは自院で
の年 960 時間以内の時間外・休日労働を達成できるよう取り組んでいただくととも
に、副業・兼業先も含めた年 960 時間以内の達成に向け、可能な限り副業・兼業先
にも働きかけていただくこととなる。


本報告書の内容の制度化に向けた検討においては、医師の健康確保は重要である
ことを共通認識としつつ、医師と国民が受ける医療の双方を社会全体で守っていく
という強い決意の下、医師が健康で充実して働き続けることのできる社会を目指し
て、医師の長時間労働を変えていかなければならない。



新型コロナウイルス感染症が流行している中、日夜奮闘している医師がいる。医
師の働き方改革は重要性を増している。感染症のまん延時でも、医師の健康確保と
地域医療提供体制の確保の両立が果たせる社会の実現を目指して、医師の働き方改
革を引き続き推進していくべきである。



なお、これは、本検討会としての中間とりまとめであり、これに基づき、法制化
に向けて準備を進めていくことが期待されるが、今後、更に具体的な制度設計に関
する議論や、医師の働き方改革が地域医療提供体制に与えている影響も踏まえなが
ら、医師の働き方改革を推進するための議論を行う場として、本検討会は今後も議
論を継続していく。

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