５．医薬品の適正使用等について
これまでの動き
（医薬品の適正な使用に関する啓発及び知識の普及）
○

国民の健康に対する意識や関心が高まっており、医薬品を使用する国民が、その
特性等を十分理解し、適正に使用できるよう、かかりつけ薬剤師・薬局を推進する
等環境整備を進めることが重要である。平成18年６月に公布された「薬事法の一部
を改正する法律」（平成18年法律第69号）において、国、都道府県、保健所を設置
する市及び特別区は、関係団体、関係機関等の協力の下に、医薬品及び医療機器の
適正な使用に関する啓発及び知識の普及に努めることが盛り込まれた。

○

また、平成25年11月に公布された「薬事法等の一部を改正する法律」（平成25年
法律第84号）において、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製
品(以下「医薬品等」という。)の品質、有効性及び安全性の確保等のための国、都
道府県等、医薬品等関連事業者等(製造販売業者、製造業者、販売業者、薬局開設
者、病院開設者等)及び医薬関係者(医師、歯科医師、薬剤師、登録販売者等)の責
務並びに国民の役割を明確化することが盛り込まれた。

○

厚生労働省においては、毎年10月17日から23日までを「薬と健康の週間」とし、
以下の取組を行うとともに、政府広報各種メディアや厚生労働省公式Twitterへの
投稿等を行っている。
・

ポスターやリーフレットの各都道府県、薬局、薬店等への配布

・

テレビ・ラジオ放送、新聞・広報誌掲載による広報
（昨年は月刊厚生労働９月号において、薬の適正使用や薬剤師の業務を特集
し、「地域連携薬局」や「専門医療機関連携薬局」についての広報等を行っ
た。）

・

薬事功労者に対する厚生労働大臣表彰

また、医薬品に関する情報を広く国民に提供するためのホームページ（おくすり
ｅ情報 https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/okusuri/index.）を開設してい
るところ。

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