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【資料2】小規模多機能型居宅介護 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35768.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第228回 10/23)《厚生労働省》
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社保審-介護給付費分科会

小規模多機能型居宅介護から施設・居住系サービスへ移行した理由 第218回(R5.6.28)

資料2

〇 在宅での生活を希望していたが、やむを得ず施設・居住系サービスへ移行した場合の主な理由として、「家族に
とって利用者の介護負担が大きいため」、「認知症が重度化したため」が多い傾向。
○ また、認知症が重度化した際に、対応できなかったこととして、常時の見守りが必要になり、事業所として対応
できなくなったケース、家族の負担増等により在宅生活が難しくなったケース等が挙げられている。
・やむを得ず施設・居住系サービスへ移行した場合の主な理由(平均要介護度別)



平均要介護度3以上の事業所はn数が少ないため参考値

63.6%
39.3%

50%
12.8%

20.3%
8.8%
4.3%
3.8%

37.3%
12.8%

7.3%3.5%

20.8%
8.8%
4.3%
3.5%

7.7%4.8%

18.2%
9.1%
0.0%0.0%
0.0%

9.1%
0.0%

0%
全体(n=399)

平均要介護度3未満(n=375)

平均要介護度3以上(n=11)

経済的理由により負担額の低いサービスを選択したため

医師により他のサービスの方が適していると判断されたため

医療依存度が高くなったため

認知症が重度化したため

周囲との問題(他の利用者とのトラブルなど)のため

家族にとって利用者の介護負担が大きいため

家族(世帯)の問題のため(主介護者の死去・別離、利用者に対する家族からの虐待など)

その他

・医療依存度が高くなった際に対応できなかったこと

具体的な内容
・ 毎日の喀痰吸引が必要な状態の方だったが、毎日の対応は困
難だった

・ 胃ろうが必要となり、自事業所の職員だけでは対応できなく
なった
・ 食事の経口摂取ができなくなり、経管栄養が必要となった。

・認知症が重度化した際に対応できなかったこと

具体的な内容
・ トイレ動作などの日常生活動作が分からなくなり常時介護が
必要となった
・ 常に介護が必要な状態で、在宅復帰が困難になった
・ 認知症の進行により、ご家族の介護負担が増え宿泊サービス
中心になり、自宅に戻ることが困難になった
・ 主介護者に対して暴言や暴力、窓ガラスを割るなどの行為

出典:令和4年度厚生労働省老人保健健康増進等事業
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護及び(看護)小規模多機能型居宅介護の普及等に関する調査研究事業」(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所)

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