中長期的に取りうる対応策
物流2024年問題の影響を根本的に解決するため、製造販売業者、運送業者、販売業者、医療機関等が中長期的に以下
のような対応策に取り組むことが考えうる。
医療機器業界における課題

発送・納品に関する事項

医療機器業界の特性に起因

受発注に関する事項

• 医療機関と販売業者等間におけ
る受発注業務が非効率である上
に、エラーが生じる可能性があ
る
• 医療機関等における医療機器管
理機能が十分ではなく、医療機
関等との取引においては、同一
病院内であっても複数の部署か
ら発注・連絡等があることが多
く、必ずしも効率的な管理や運
用がなされていない場合がある

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対応策

製販/運送

販売

医療

1

【受発注のEDI化】
• 医療機関と販売業者等間の受発注は電話･FAX
等で行われているため、受発注のEDI化を進め、
効率的な受発注に取り組む

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2

【医療機関内の体制の見直し】
• 医薬品において薬剤部が設置されていることを参考
にしつつ、医療機関等の医療機器の管理に関する
体制（管理/発注業務の集約化・人員等）を見
直し、効率的な発注が可能かを検討する

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３

【物流・在庫管理方法の見直し】
• ＲＦＩＤの活用を検討するなど、効率的な管理を
推進する
• 外装表示の標準化を進め、外装の識別性・視認
性を高め、入出荷時の作業等を効率化すると共に、
誤読や荷物の取り違え等を減らす

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• 貸出品について、通常の物品管
理とは異なる対応が必要となる。
例）
製造販売業者・販売業者等において一定の
在庫が必要
トレサビリティ管理（ロット・シリアル管
理）が複雑
医療機器の滅菌・洗浄・消毒等を実施する
ための専門人材/機器が必要

実施主体

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