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○外来(その2)について 総-4 (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00221.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第562回 11/8)《厚生労働省》
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持続陽圧呼吸療法に係る診療
○ 持続陽圧呼吸療法(CPAP)に係る診療として実施する内容として、CPAP記録の管理、睡眠状態の確認、
マスクの適合の確認、身体状況の確認が求められる。

【持続陽圧呼吸療法に係る診療において実施する内容】
1.CPAP記録の管理
・ 使用状況(使用日数,使用時間など):生活状況に合わせて最大限
CPAPを使用できるようにサポートを行う。睡眠時間が十分に確保できてい
るかと合わせて、実際にCPAPを使用している時間を確認する。
・ リーク:マスクが適切に利用できているかどうかの指標となる。
・ 治療効果(AHIなど):治療のための設定が適切であることの指標となる。
2.睡眠状態の確認
・ CPAP記録の管理と合わせて,日中の生活に支障のない十分な睡眠時
間が確保できているか,規則正しい睡眠が取れているかを確認する。睡眠
時無呼吸症候群の症状である眠気やイビキなどの症状が改善していること
を確認する。
3.マスクの適合の確認
・ CPAP記録の管理と合わせて,使用しているマスクが適切に利用できて
いるかを確認する。
4.身体状態の確認
・ 体重の推移,必要に応じて血圧の推移などを確認し,生活指導を行う。

※概要レポートの例:使用日数、使用率、治療圧力、リーク、治療
効果(AHI等)、装置設定値が確認可能。
(出典)順天堂大学医学部附属順天堂医院睡眠・呼吸障害センター 葛西隆敏准教授より提供

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