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資料3-2  エムトリシタビン・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00031.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第57回 )
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ない肛門性交を行った者及び以下の者に対して推奨される。
-感染性梅毒又は直腸細菌による性感染症を有する者(特に直前の 12 カ月の間に診断
された者)
-業務以外での曝露後の予防内服を繰り返し(2 回以上)行っている者
-HIV の著しい伝播リスクを有する HIV 陽性パートナーと性的関係にある者
-High-incidence risk index(HIRI) MSM リスクスコア≧11
HIV 伝播のリスクが無視できる又はない唯一のパートナーと安定した関係をもつ状況
においては、PrEP は推奨されない。
【異性間性交渉】
異性間性交渉 において、伝播リスクが著しく高い HIV 陽性パートナーとコンドーム
を使用しない膣又は肛門性交を行う関係にある HIV 陰性パートナーに対して PrEP は
推奨される。
PrEP として、本剤 1 日 1 回経口投与を推奨する。
6)PREVENT HIV BY PRESCRIBING PrEP(Published by Australasian Society for HIV, Viral
Hepatitis and Sexual Health Medicine, 2021)16)
4. Suitability for PrEP の項に、以下のように記載されている。
【MSM】
過去 3 カ月以内に HIV 感染リスクの高い行為を行っており、かつ今後 3 カ月の間に同様
のリスクが高い行為を行うことが予想される者に対して、HIV 予防戦略として PrEP が推奨
される。また、過去 3 カ月以内に HIV 感染リスクの高い行為はなかったが、環境の変化に
より今後 3 カ月の間にリスクが高い行為を行うことが予想される者に対しても推奨され
る。
治療中でない又は治療中であるが検出可能なウイルス量である HIV 陽性パートナーと
1 回以上コンドームを使用しない肛門性交(挿入側又は被挿入側)を行った者
不特定の男性パートナーとコンドームを使用せず、被挿入側の肛門性交を 1 回以上行
った者
1 回以上薬物を使用した性交(chemsex)を行った者
PrEP のスクリーニング時に診断された性病を含め、1 度以上直腸淋病、直腸クラミジ
ア又は感染性梅毒と診断された者
HIV 血清状態が不明のパートナー又は HIV 陽性で治療を行っていない又は治療中であ
るがウイルス検出されたパートナーとの肛門性交において、コンドームが外れた又は
破れたことが 2 回以上認められた者
【トランスジェンダー及び性別多様な人々】
過去 3 カ月以内に HIV 感染リスクの高い行為を行っており、かつ今後 3 カ月の間に同様
のリスクが高い行為を行うことが予想される者に対して、HIV 予防戦略として PrEP が推奨
される。また、過去 3 カ月以内に HIV 感染リスクの高い行為はなかったが、環境の変化に

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