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参考資料3○先進医療技術の科学的評価等について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00063.html
出典情報 先進医療会議(第127回 12/7)《厚生労働省》
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先-3-1(参考資料3)
5.12.7

先進医療の保険導入等に関する事前評価技術一覧
第2項先進医療 【先進医療A】 (27種類)
告示
番号

先進医療技術名

適応症

技術の概要

適応年月日

陽子線治療

頭頚部腫瘍(脳腫瘍を含む。)
肺・縦隔腫瘍、消化管腫瘍、肝
胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・ 放射線の一種である粒子線(陽子線)を病巣に照射することにより悪性腫瘍を治療
婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(い する。
ずれも根治的な治療法が可能な
ものに限る。)

平13.7.1

3

重粒子線治療

肺・縦隔腫瘍、消化管腫瘍、肝
胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・
婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(い 重粒子線(炭素イオン線)を体外から病巣に対して照射する治療法。
ずれも根治的な治療法が可能な
ものに限る。)

平15.11.1

4

抗悪性腫瘍剤治療における薬
悪性脳腫瘍
剤耐性遺伝子検査

手術中に得られた組織からPCR法にて抗がん剤耐性遺伝子を測定し、腫瘍に対する
抗がん剤の感受性を知ることができる。これに基づいて抗がん剤を使用することに
より、より高い効果を得、不必要な副作用を避けることができる。

平16.11.1

5

家族性アルツハイマー病の
遺伝子診断

家族性アルツハイマー病

家族性アルツハイマー病の原因遺伝子の変異に対する診断を行う。正確な診断によ
り、個々の患者ごとに、遺伝的背景の差異に基づく病気の特徴を踏まえた予後の推
定を可能にし、将来に向けた療養方針やリハビリ計画を患者やその家族に示すこと
ができる。

平16.12.1

6

腹腔鏡下膀胱尿管逆流防止


膀胱尿管逆流症(国際分類グ
レードⅤの高度逆流症を除
く。)

腹腔鏡下に膀胱外アプローチにより尿管を膀胱筋層内に埋め込み、逆流防止を行
う。

平16.12.1

9

豚脂様角膜後面沈着物若しくは
眼圧上昇の症状を有する片眼性
の前眼部疾患(ヘルペス性角膜
内皮炎又はヘルペス性虹彩炎が
ウイルスに起因する難治性の 疑われるものに限る。)又は網
眼感染疾患に対する迅速診断
膜に壊死病巣を有する眼底疾患
(PCR法)
(急性網膜壊死、サイトメガロ
ウイルス網膜炎又は進行性網膜
外層壊死が疑われるものに限
る。)

ヘルペス性角膜内皮炎、ヘルペス性虹彩炎が疑われる片眼性の前眼部疾患。急性網
膜壊死、サイトメガロウイルス網膜炎、進行性網膜外層壊死が疑われる網膜壊死病
巣を有する眼底病変は、ヒトヘルペスウイルスが病因と疑われる。このような症例
の前房水を前房穿刺、あるいは硝子体液を手術時に採取して、これらの眼内液から
DNAを抽出し、 本診断法によりHSV-1,HSV-2,VZV,EBV,CMV,HHV-6,HHV-7,HHV-8
のDNAの同定と定量を おこなう。この診断に基づいて適正な抗ウイルス治療をおこ
なう。当院眼科においては年間約100~150例の患者が本検査の対象となる。
当該技術(難治性ウイルス眼感染疾患に対する包括的迅速PCR診断)は、必要なプ
ライマーとプローブを作製して研究室にて用いている。プライマーとプローブは現
時点ではキット化できていないため、院内で調整する。

平26.1.1

内眼手術直後からの眼痛、前房蓄膿、硝子体混濁を呈する外因性眼内炎、体内に感
染巣があり眼痛、前房蓄膿、硝子体混濁を呈する内因性眼内炎では早急に細菌感染
を疑い検査する必要がある。このような症例の前房水を前房穿刺、あるいは硝子体
液を手術時に採取して、これらの眼内液からDNAを抽出し、本診断により細菌16S
rDNAの定量をおこなう。この診断に基づいて適正な抗生剤投与、硝子体手術をお
こなう。当院眼科においては年間約30例の患者が本検査の対象となる。
経中心静脈高栄養法や各種カテーテルの留置に伴った真菌血症が全身的にあり、網
前房蓄膿、前房フィブリン、硝 膜後局部に網膜滲出斑、硝子体混濁、牽引性網膜剥離、前眼部炎症を呈する眼内炎
子体混濁又は網膜病変を有する では早急に真菌感染を疑い診断を付ける必要がある。このような症例の前房水を前
房穿刺、あるいは硝子体液を手術時に採取して、これらの眼内液からDNAを抽出
眼内炎
し、本診断により真菌28SrDNAの定量をおこなう。この診断に基づいて適正な抗
生剤投与、硝子体手術をおこなう。当院眼科においては年間約20例の患者が本検査
の対象となる。従来の検査で眼科検体を用いた真菌の検査法の中で、現在保険でお
こなわれているものは、培養があるが感度と特異度は本検査法よりも劣る。
当該技術(難治性細菌・真菌眼感染疾患に対する包括的迅速PCR診断)は、必要な
プライマーとプローブを作製して研究室にて用いている。プライマーとプローブは
現時点ではキット化できていないため、院内で調整する。

平26.1.1

2

細菌又は真菌に起因する難
10 治性の眼感染疾患に対する
迅速診断(PCR法)

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