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参考資料3○先進医療技術の科学的評価等について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00063.html
出典情報 先進医療会議(第127回 12/7)《厚生労働省》
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腫瘍、顎骨骨髄炎、外傷等の疾患
による広範囲の顎骨又は歯槽骨
欠損(上顎にあって
顎顔面外傷、顎骨腫瘍摘出術、嚢胞摘出術等による顎骨欠損を有する患者を対象とし、
は連続した三分の一顎程度以上 MSCsを培養・分化誘導した骨髄由来間葉系細胞による骨造成を行い、その有効性及び安
の顎骨欠損又は上顎洞若しくは鼻 全性を検討する。以下の手順で臨床試験を実施する。
腔への交通が認められ
1. 骨髄由来間葉系細胞の調製(間葉系細胞群のみ)
骨髄由来間葉系細胞による顎
B⑤
る顎骨欠損に限り、下顎にあって 2. 多血小板血漿(PRP)の調製
骨再生療法
は連続した三分の一顎程度以上 3. 試験製剤(対照群:PRP+ヒトトロンビン+塩化カルシウム+β-TCP、間葉系細胞群:骨髄
の歯槽骨欠損又は下顎
由来間葉系細胞+PRP+ヒトトロンビン+塩化カルシウム+β-TCP)の作製
区域切除以上の顎骨欠損に限り、 4. 試験製剤を骨欠損又は骨移植部位に移植
歯槽骨欠損にあっては歯周疾患及 5. 移植後の評価項目を評価する。
び加齢による骨吸収
を除く。)

平28.1.1

本研究では、遺伝カウンセリングを行い遺伝子検査の同意を得た後、採血を行う。血液検
体からDNA を抽出し、疾患原因遺伝子82 遺伝子の異常解析を行う。遺伝子異常解析結
果は患者臨床情報とともにエキスパートパネルにて検討され、病的変異の同定とロービ
ジョンケア計画を含む治療計画を策定する。実施者(主治医)を通して患者に遺伝子検査
結果とエキスパートパネルからのレポートが返却される。遺伝情報に基づくより正確な遺伝
カウンセリングや治療計画が実行される。

令3.10.1

遺伝子パネル検査による遺伝
B⑥ 性網膜ジストロフィーの遺伝子 遺伝性網膜ジストロフィー
診断

B⑦

バージャー病(従来の治療法に抵
自家骨髄単核球移植による下 抗性を有するものであって、フォン
肢血管再生治療
タン分類III度又はIV度のものに限
る。)

薬物治療や運動療法、血行再建術などの現在保険収載されている標準治療に難治性の
閉塞性血栓血管炎(バージャー病)に伴う重症虚血肢を対象とし、組織皮膚灌流圧(SPP値)
平29.10.1
や組織酸素分圧(TcpO2)の改善や潰瘍径の縮小等の重症虚血肢のおける組織治癒評価
項目を測定し、骨髄単核球細胞を用いた血管再生療法の有効性を評価する。

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