また、防衛イノベーションや画期的な装備品等を生み出す機能を抜本的に強
化するため、防衛装備庁に創設される防衛イノベーション技術研究所（仮称）
による革新的な技術についての研究事業に必要な経費を計上。防衛生産基盤の
強化についても、引き続き着実に推進。
６．人的基盤の強化では、自衛隊員の任務や勤務環境の特殊性を踏まえ、艦艇の
乗組手当等の増額（＋96 億円）により処遇を改善。事務官等の人員について、
定員合理化数等を上回る増員（107 人の純増）を確保。
７．自衛隊部隊の新編、新規装備品導入、弾薬の取得に伴う火薬庫等の施設及び
庁舎・隊舎等の耐震化・老朽化対策等を実施するため、契約ベースで、6,313
億円（対前年度＋1,263 億円）を確保。
８．ＳＡＣＯ・米軍再編関係経費は、移設事業等を着実に推進するため、2,247
億円を確保。
（注）整備計画対象経費 7.7 兆円の令和４年度当初予算 5.2 兆円からの増加額 2.5 兆円に係る
財源については、歳出改革 0.4 兆円と税外収入 1.0 兆円、防衛力強化資金からの取崩し 1.2
兆円により確保。

― 2 ―