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【資料1-3】(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業(結果概要)(案) (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》 |
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(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業
【具体的な事例】
①通所介護(10事業所以上運営)
○以前は、契約書・計画書には手書きで署名・押印をしていたが、電子署名ができる介護ソフトを
利用し、契約手続きを効率化した。契約書、計画書、面談記録、アセスメント等が電子化され、紙の
保存量が300~400枚/月減少した。
○契約書の作成・製本作業に1件あたり30分~1時間程度要していたが、電子化により5~10分で
済んでおり、時間短縮できている。
契
契
契
約
約
約
書
書
書
契
約
書
契
契
計
約
約
画
書
書
書
計
画
書
署名された文書
の保存量が削減
契
契
約
約
書
書
勤怠実績
契
契
約
約
書
書
提供票
介護記録
契
契
約
約
書
書
記録票
契
契
約
約
書
書
勤怠実績
提供票
介護記録
記録票
データとして連動
③訪問介護(100事業所以上運営)
○以前は手書きだった訪問介護の記録票を電子化することで、訪問実績の確認作業が
省力化され、紙の保存量が800枚/月減少した。介護職員の入力業務の負担が軽減した。
介護記録、シフトともデータが連動し、経営管理指標を含めて一元管理とした。
○契約書・計画書・アセスメント等は実地指導で紙の提出を求められることが多く、紙で
保存していた。
それぞれ記録
②定期巡回・随時対応型訪問介護看護(4事業所運営)
○以前は介護記録等を紙で保存していたが、介護ソフトを導入することで、記載した内容を、家族・介護支援専門員
とオンラインで共有し、家族連絡・多職種連携を円滑にすることができた。家族・介護支援専門員は、発行されたID・
パスワードを用いて、ブラウザ上でログインすると、介護ソフトに登録・入力しているデータ(利用者情報・ケア内容・
日々の様子・写真画像)を閲覧することができる。
○利用者に関する事業所への問合せが増えた。サービス担当者会議の時間短縮に繋がっていた。
○契約書・計画書の作成・保存に介護ソフトが対応しておらず、今後の課題となっていた。
④認知症対応型共同生活介護(9事業所運営)
○以前は、利用者の直接的なケアから離れて記録していたが、ケアをしながら、合間に、インカムを用いて文字入力
(音声入力)し、記録業務を効率化した。隠語が使えるため、利用者の前で音声入力が可能である( 隠語の例.「サン
カク」といえば、「大便」に変換) 。導入した事業所では、記録時間が週17時間、短縮した。
○体温計・血圧計は近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、測定結果を自動入力しており、可能な限り手書き・
手入力を減らした。
15
【具体的な事例】
①通所介護(10事業所以上運営)
○以前は、契約書・計画書には手書きで署名・押印をしていたが、電子署名ができる介護ソフトを
利用し、契約手続きを効率化した。契約書、計画書、面談記録、アセスメント等が電子化され、紙の
保存量が300~400枚/月減少した。
○契約書の作成・製本作業に1件あたり30分~1時間程度要していたが、電子化により5~10分で
済んでおり、時間短縮できている。
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書
書
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画
書
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署名された文書
の保存量が削減
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勤怠実績
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提供票
介護記録
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記録票
契
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勤怠実績
提供票
介護記録
記録票
データとして連動
③訪問介護(100事業所以上運営)
○以前は手書きだった訪問介護の記録票を電子化することで、訪問実績の確認作業が
省力化され、紙の保存量が800枚/月減少した。介護職員の入力業務の負担が軽減した。
介護記録、シフトともデータが連動し、経営管理指標を含めて一元管理とした。
○契約書・計画書・アセスメント等は実地指導で紙の提出を求められることが多く、紙で
保存していた。
それぞれ記録
②定期巡回・随時対応型訪問介護看護(4事業所運営)
○以前は介護記録等を紙で保存していたが、介護ソフトを導入することで、記載した内容を、家族・介護支援専門員
とオンラインで共有し、家族連絡・多職種連携を円滑にすることができた。家族・介護支援専門員は、発行されたID・
パスワードを用いて、ブラウザ上でログインすると、介護ソフトに登録・入力しているデータ(利用者情報・ケア内容・
日々の様子・写真画像)を閲覧することができる。
○利用者に関する事業所への問合せが増えた。サービス担当者会議の時間短縮に繋がっていた。
○契約書・計画書の作成・保存に介護ソフトが対応しておらず、今後の課題となっていた。
④認知症対応型共同生活介護(9事業所運営)
○以前は、利用者の直接的なケアから離れて記録していたが、ケアをしながら、合間に、インカムを用いて文字入力
(音声入力)し、記録業務を効率化した。隠語が使えるため、利用者の前で音声入力が可能である( 隠語の例.「サン
カク」といえば、「大便」に変換) 。導入した事業所では、記録時間が週17時間、短縮した。
○体温計・血圧計は近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、測定結果を自動入力しており、可能な限り手書き・
手入力を減らした。
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