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資料3 検討を要する福祉用具の種目について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38517.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和5年度第1回 3/13)《厚生労働省》
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検討の視点

提案の概要

構成員の意見

【利用の安全性】
○ 利用が危険と考えられる
心身の状況が示されている。

○適合が困難な者
・あらかじめセットした薬が音と光とともに自動で出てきても認
識できない方。(おおよそ日常生活自立度Ⅲ以上の重度認知症の
方。)
・自分で薬ケースを取りだす手指能力がない方。

○ 安全性の観点から導入当初を中心に、家族等又は
訪問サービス等で定期的に確実に活用可能かどうか
の確認は必須であり、これについては注意事項とし
てまとめる必要があるのではないか。また、想定さ
れない方法で使用され、使用中止を検討する場合の
判断の目安等の記載も必要ではないか。

○使用上のリスクが示され、
対応している。

○リスクアセスメント
【把握している使用上のリスクや予期せぬ事故などに対する対応
(リスク低減措置)や配慮についての記載】
1 使用中の不具合、故障、事故情報に対する対応
・不具合等が発生した場合は、その都度メーカーへ直接電話等に
て情報を把握したうえで対処方法を伝達。
○危険が生じると考えられる、 ・上記電話等での対応が難しい場合は、代替機を発送し交換した
仮説に対する対応策が示され のち、製造会社とともに不具合の詳細なチェックを実施し、機器
ている。
の交換または修理を実施。
○安全に使用するための注意
事項が示されている。
(想定されるリスクに対する
注意や警告を含む)

〇 当該機器に係るリスクアセスメントは、機器のみ
に着目した「使用中の不具合、故障、事故情報に対
する対応」のみではないのではないか。服薬支援者
の行う行為のミスが最もリスクが高いのではないか。

2 ヒヤリハット事例(誤使用を含む)
・機器に薬をセットするためのの鍵の保管方法に問題があり、利
用者がパネルを開けて中の薬を複数取り出してしまう。
アセスメント:利用者の認知症の程度や症状を考慮し、機器に薬
ケースをセットする人が誰なのかを事前に聞き取りする。
対応策:利用者が認識できる場所に鍵を置かない等の機器利用前
の事前説明の徹底
・コンセントを抜いたことにより、予備電源の電池を使用しきっ
てしまうと時間がきてもケースが排出されない。
・ケースの入れる方向の前後を間違えてセットしてしまい、排出
されても直ぐ回収となってしまう。
・勢いよく配薬ケースが上に出てくるため、指をはさみそうにな
ることがある。
アセスメント:機器の置き場所やコンセントの位置を事前に把握
対応策:・アダプターにコンセントを抜かないよう、注意表示を
貼る、コンセントの位置が見えないように機器の位置を調整。
・ケースの入れ方については何方が正面でどちらが裏側か分かる
ようにしるし(赤〇)を貼っている。
・事前説明の徹底

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