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2022年度 病院の経営状況について (1 ページ)
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| 公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r5/ |
| 出典情報 | 2022年度 病院の経営状況について（3／8）《福祉医療機構》 |
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2023-014
Research Report
2022 年度 病院の経営状況について
経営サポートセンター
令和 6 年 3 月 8 日
リサーチグループ
調査員 上野 晃汰
一般病院の医業利益率は低下し、再びマイナス値に
➢
医業利益率の推移
✓ 一般病院は△1.1％、療養型病院は 2.0％でともに前年度から低下し、精神科病院は 0.7％で横
ばい
➢
一般病院の経営状況
✓ 急性期一般入院料を算定する病院は、医療材料費率および経費率の上昇により、医業利益率は
低下しマイナス値
✓ コロナ患者受入実施病院は、補助金を除外した医業利益率・経常利益率が低下し、いずれもマイナ
ス値
➢
療養型病院および精神科病院の経営状況
✓ 療養病棟入院料 1・2 を算定する療養型病院は、病床利用率の低下により、医業利益率が低下
✓ 精神 15 対 1 を算定する精神科病院は、医業利益率が改善するも、3 割近くの病院が赤字
▼病院の医業利益率の推移
（％）
8.0
一般病院
6.7
5.9
4.0
3.7
2.0
精神科病院
6.7
6.0
4.3
療養型病院
5.4
5.7
5.6
4.7
3.8
3.4
4.7
3.3
3.1
2.0
1.8
0.0
2.4
1.1
2.5
2.4
5.7
3.5
2.8
1.9
1.2
1.1
5.2
1.7
1.8
2.0
2.1
0.4
0.6
1.2
0.2
0.3
△ 1.1
△ 1.1
△ 2.0
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
0.7
2017
2018
2019
2020
2021
2022
（年度）
注 1）コロナ対応等の補助金について、多くの病院では医業外収益に計上しているものの、一部の病院では医業収益内や特別利益に計上し
ている。そのため、医業利益率については、一部の補助金収益が含まれている点に留意されたい
注 2）コロナ対応のかかり増し経費等は医業費用として計上される一方、注 1 のとおり補助金収益の計上先は異なるため、医業利益率と経
常利益率の間には乖離が生じている。補助金収益（特別利益を除く。）を含めた経常利益率の状況については、次頁以降の図表にて
確認されたい
【本リサーチ結果に係る留意点】
・資料出所はすべて福祉医療機構である。また、数値は平均値である（以下記載がない場合同じ）
・数値は四捨五入のため、内訳や差引が一致しない場合がある。また、図表中の「n」は病院数である（以下記載がない場合同じ）
・
「一般病院」とは「全病床に占める一般病床の割合が 50%超の病院」、
「療養型病院」とは「全病床に占める療養病床の割合が 50%超の病
院」、「精神科病院」とは「全病床に占める精神病床の割合が 80%以上の病院」を指す
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Research Report
2022 年度 病院の経営状況について
経営サポートセンター
令和 6 年 3 月 8 日
リサーチグループ
調査員 上野 晃汰
一般病院の医業利益率は低下し、再びマイナス値に
➢
医業利益率の推移
✓ 一般病院は△1.1％、療養型病院は 2.0％でともに前年度から低下し、精神科病院は 0.7％で横
ばい
➢
一般病院の経営状況
✓ 急性期一般入院料を算定する病院は、医療材料費率および経費率の上昇により、医業利益率は
低下しマイナス値
✓ コロナ患者受入実施病院は、補助金を除外した医業利益率・経常利益率が低下し、いずれもマイナ
ス値
➢
療養型病院および精神科病院の経営状況
✓ 療養病棟入院料 1・2 を算定する療養型病院は、病床利用率の低下により、医業利益率が低下
✓ 精神 15 対 1 を算定する精神科病院は、医業利益率が改善するも、3 割近くの病院が赤字
▼病院の医業利益率の推移
（％）
8.0
一般病院
6.7
5.9
4.0
3.7
2.0
精神科病院
6.7
6.0
4.3
療養型病院
5.4
5.7
5.6
4.7
3.8
3.4
4.7
3.3
3.1
2.0
1.8
0.0
2.4
1.1
2.5
2.4
5.7
3.5
2.8
1.9
1.2
1.1
5.2
1.7
1.8
2.0
2.1
0.4
0.6
1.2
0.2
0.3
△ 1.1
△ 1.1
△ 2.0
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
0.7
2017
2018
2019
2020
2021
2022
（年度）
注 1）コロナ対応等の補助金について、多くの病院では医業外収益に計上しているものの、一部の病院では医業収益内や特別利益に計上し
ている。そのため、医業利益率については、一部の補助金収益が含まれている点に留意されたい
注 2）コロナ対応のかかり増し経費等は医業費用として計上される一方、注 1 のとおり補助金収益の計上先は異なるため、医業利益率と経
常利益率の間には乖離が生じている。補助金収益（特別利益を除く。）を含めた経常利益率の状況については、次頁以降の図表にて
確認されたい
【本リサーチ結果に係る留意点】
・資料出所はすべて福祉医療機構である。また、数値は平均値である（以下記載がない場合同じ）
・数値は四捨五入のため、内訳や差引が一致しない場合がある。また、図表中の「n」は病院数である（以下記載がない場合同じ）
・
「一般病院」とは「全病床に占める一般病床の割合が 50%超の病院」、
「療養型病院」とは「全病床に占める療養病床の割合が 50%超の病
院」、「精神科病院」とは「全病床に占める精神病床の割合が 80%以上の病院」を指す
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