医学研究の充実・大学・大学病院の魅力向上について 【論点案】

◼ 研究医枠については、医学生の研究マインドの涵養に一定の効果があると考えられる。より教育効果の
向上を図るために、研究医枠に係る要件の見直し、教育内容の充実に係る方策を講じてはどうか。
― 必須要件として、卒後のポストを含めたキャリア支援や海外研修の機会の提供等を義務付けてはどうか。

◼ 研究医枠の本来的な目的に鑑み、基礎医学や社会医学での素養を培った優れた研究医、臨床医を
幅広い大学で養成するために、設置大学の見直しを含め、研究医を増員する方策を検討してはどうか。
― 研究医枠については近年増員がなされていないが、研究医養成の重要性に鑑み、令和６年度設置大学を含めて、各大学の研究医
養成のための教育体制、研究医輩出の状況を勘案し、医学部定員全体の方向性を踏まえつつ、研究者養成に特化した枠の設置

促進等、その範囲内において研究医を増員する方策を検討してはどうか。

◼ 医師としての臨床能力の向上、我が国の医学研究力の向上のために、大学・大学病院に医師をはじめ
とした医療関係職種、異分野の研究者、研究支援人材等を確保するためには どのような方策が考えら

れるか。
― 高度で専門的な医療と地域医療の双方を経験できる、大学病院と協力型臨床研修病院の、いわゆるたすきがけ型の研修を推進し、
臨床研修の充実を図ってはどうか。
― 臨床研修や専門研修と両立して大学院進学が可能なプログラムの履修者増の方策を講じてはどうか。

― 大学院進学、博士号取得に関してインセンティブを付与できないか。

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