研究医枠について
・昭和57年及び平成９年の閣議決定に基づき、医師過剰の懸念から医学部定員を抑制。
・平成22年度より、「経済財政改革の基本方針2009」を踏まえ、地域枠、研究医枠、歯学部振替枠により臨時的な定員増を開始。
・研究医枠は、他大学と連携し基礎医学及び社会医学に関する優れた研究者の養成を重点的に担おうとする場合に限り、３名以内の
定員増を認めるもの。
・当該定員を入試制度に紐づける必要はないが、設置大学は研究医の養成拠点として、複数の大学と連携の上、研究医養成のための
充実した教育体制を整備することが求められる。
任意要件（要件として課すことが望ましいもの）
・専用の入試枠を設けて研究意欲の高い学生の選抜を行うこと

必須要件
・複数の大学の連携により研究医養成拠点を形成すること
・学部・大学院で一貫した特別な教育コースを設けること
・研究医確保のための奨学金を設けること

・学生の研究活動の実施のための予算措置を行うこと
・学会や論文発表の指導や機会の提供を行うこと
・臨床研修により研究活動が中断されないよう、配慮すること
・研究医として、常勤ポストを確保すること
・海外研修の機会が提供されること

研究医枠設置の推移

大学別研究医枠における任意要件の設定状況
令和６年度研究医枠設置大学
東北大
山口大
千葉大
長崎大
東京大
奈良医大
東京医歯大 埼玉医大
名古屋大
順天堂大
京都大
金沢医大
大阪大
関西医大
神戸大
兵庫医大
計 16大学

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